先史時代の食文化史(文化論)
 Prehistoric and Ancient Food Culture History(Culture)
 担当教員:白石 哲也(SHIROISHI Tetsuya)
 担当教員の所属:教育企画部
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
本授業の目的は,食文化を通じて、世界の多様性を知ることにあります。

【授業の到達目標】
1)食文化に関する基本的な知識を身に着け、説明することができる。【知識・理解】
2)世界の多様性を理解した上で、自分の考えを他人に伝えることができる。【技能】

【授業概要(キーワード)】
食文化、先史、古代、多様性

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:51~75%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この授業は、先史から現代までの食文化について複眼的な視野に立ち考察することで、論理的に思考し、解決に導く態度を身に着けます。

【授業計画】
・授業の方法
講義を中心とした授業となりますが、受講者の人数によっては一部ディスカッションなども取り入れます。
・日程
第1回 ガイダンス(授業内容と進め方について)
第2回 先史・古代食文化史事始め(1)
第3回 先史・古代食文化史事始め(2)
第4回 日本の食文化(1)-縄文・弥生の食-
第5回 日本の食文化(2)-おにぎりの食文化史-
第6回 日本の食文化(3)-大饗料理から日本料理まで-
第7回 世界の食文化(1)-ヨーロッパの食文化①-
第8回 世界の食文化(1)-ヨーロッパの食文化②-
第9回 世界の食文化(1)-アフリカの食文化③-
第10回 世界の食文化(1)-東アジアの食文化①-【外部講師】
第11回 世界の食文化(1)-東アジアの食文化②-
第12回 世界の食文化(2)-南アジアの食文化-
第13回 世界の食文化(3)-東南アジアの食文化①-
第14回 世界の食文化(4)-東南アジアの食文化②-
第15回 まとめとレポート

授業では、各地域の先史・古代の食文化から現代少数民族にみられる食文化までを幅広く扱います。そうした「多様な」食文化を通じて、「食とは何か」を考え続けてもらいます。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
基本的には、事前学習は必要ありませんが、TVなどで放送される食文化や各地の民族に関する番組を見たり、書籍を読んでおくと、授業がより理解しやすいです。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
随時、小テストを課します。授業終了後に資料を読み直し、テストに臨んでください。授業以外にも、博物館や郷土資料館に行って、実際の遺物を見学することも大切です。

【成績の評価】
・基準
1)食文化に関する基本的な概念や用語を正しく理解している。
2)根拠に基づき、自身の考えを説明できている。

上記の2点に基づいて、評価を行います。
・方法
平常点:10%
小テスト:50%
最終レポート(もしくはテスト):40%

【テキスト・参考書】
適宜、Webclassにプリントを配布します。

【その他】
・学生へのメッセージ
多様な食文化が先史・古代社会にあったことを知ることで、現代の食文化について考えてほしいと思います。
・オフィス・アワー
随時、Webclassからの質問を受け付けます。また、対面を希望する場合は事前にWebclassでご連絡ください。

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