【授業の目的】
1)『山形で活躍する方々の経験に基づいた講義』をとおして、男女が共に仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を保てる働き方について考え、自らのキャリアビジョンを描くことを目的とします。 2)「男女共同参画社会」について深く理解し、どのような課題をどのように解決するのか具体的に考えることを目的とします。
【授業の到達目標】
1)「ワークライフバランス」や「男女共同参画社会」について理解し、適切に説明できる。【知識・理解】 2)男女共同参画及びダイバーシティの視点から社会を見直し、今後の生き方について考えることができる。【態度・習慣】 3)グループワーク、討議、新聞の活用などをとおして、社会人としての基礎力を身につける。【技能】
【授業概要(キーワード)】
キャリア形成、ワークライフバランス、男女共同参画、ダイバーシティ、学生主体型授業(アクティブラーニング)
【科目の位置付け】
山形で活躍する方々の講義やグループでの議論をとおして、地域や日本及び世界が抱える共生社会の課題について学び、 性別にかかわらず自立した個人として生き方を考えます。(SDGs:目標5)
【SDGs(持続可能な開発目標)】
05.ジェンダー平等を実現しよう
【授業計画】
・授業の方法
1)多方面で活躍する学内外のゲストを招き、講義をとおして経験や生き方を学びます。 2)ゲストの授業は、講義・質疑・まとめで構成し、学生主体のアクティブラーニングで進めます。 3)ゲストによる授業以外は、グループ学習や保育所見学などを行います。新型感染症の状況により変更もあります。
・日程
第 1 回 10 月 4 日(水) 講義の進め方とガイダンス 第 2 回 10 月 11 日(水) 山形から男女共同参画社会を考える 第 3 回 10 月 18 日(水) ゲストによる講義 第 4 回 10 月 25 日(水) ゲストによる講義 第 5 回 11 月 1 日(水) ゲストによる講義 第 6 回 11 月 8 日(水) 体験学習(保育所見学) 第 7 回 11 月 15 日(水) ゲストによる講義 第 8 回 11 月 22日(水) ゲストによる講義 第 9 回 11 月 29 日(水) ゲストによる講義 第 10 回 12 月 6 日(水) ゲストによる講義 第 11 回 12 月 13 日(水) ゲストによる講義 第 12 回 12 月 20 日(水) 課題探究学習・レポートまとめ 第 13 回 1 月 17 日(水) 課題探究学習・レポートまとめ 第 14 回 1 月 24 日(水) レポート発表 第 15 回 1 月 31 日(水) レポート発表
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
1)授業の記録と感想を、毎回提出(探究ノート)する。 2)学生の担当グループが授業を進行し、全員が質疑や討議に積極的に参加する。 3)各自が選んだ課題についてレポートを作成し、最後に発表を行う。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
主体的に授業に参加するため、グループで授業を進行し、そのための準備を行います。 また、全員が授業後にレポートを作成します。(1~2時間) その他、視野を広げ、社会人基礎力を高めるため、新聞切抜きレポートを作成します。
【成績の評価】
・基準
1)ワークライフバランスについて理解が深まり、自分の意見を表明できるか。 2)男女共同参画の視点も含めて、キャリアビジョンが具体化できているか。 3)グループ討議や情報収集などの学び方を身に付け、積極的に参画できたか。
・方法
探究ノート 40点、新聞レポート20点、レポート発表40点
【テキスト・参考書】
テキストは授業で配布する資料など 小白川キャンパス図書館内の国立女教育会館コーナーの推薦図書など
【その他】
・学生へのメッセージ
1)多様な分野で活躍するゲストと直接対話できる貴重なチャンスです。 2)女性のみを対象とする授業ではありません。男性も積極的に受講してください。
・オフィス・アワー
法人本部棟 1 階ダイバーシティ推進室(いつでも連絡してください) E-mail:yu-y-danjo@jm.kj.yamagata-u.ac.jp
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