映画で見る昭和の生活(歴史学)
 Showa Life as Seen in Films (History)
 担当教員:Grinda,Reinhold Josef(Grinda,Reinhold Josef)
 担当教員の所属:教育企画部
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
日本の生活,文化,社会は,波乱に満ちた昭和時代にどう発展したか,その面白いところはどこにあったか?
戦前から戦後にかけての,昭和の日本にはどのような生活があったか,どのような国だったか,外国人から見てどんな特徴を持っていたか,映画を使って分かりやすく講義します。(日本語能力を増やしたい留学生にも面白い講座です。)

【授業の到達目標】
日本の波乱に満ちた二十世紀に対しても,また少しその映画にも,参加者の興味を増やすこと。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
日本史、日本映画、第二次世界大戦前・後、昭和前期・中期社会の光と影

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
二十世紀日本の分りやすい側面史、時代をその時の映画で観てもっとよく分かること

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
日本語で説明して,映画を見せて,質疑応答もちゃんと毎回あります。
・日程
最初の1回に,昭和時代の日本の発展,そこで外国からみて何が目立つことについて,少し話して,2回目からできるだけ一回に一本の映画を見せて,その時代背景を短く説明して,目立ったことについて質問を答えます。昭和初期から東京オリンピック時代あたりまで,それぞれの時代の名作も,いま余りみられないものも使います。
予定している映画は「何が彼女をそうさせたか」(昭和5年-第2回),「隣の八重ちゃん」(9年-第3回)、「有りがとうさん」(11年-第4回)、「浪花悲歌」(11年-第5回)、「安城家の舞踏会」(22年-第6回)、「小原庄助さん」(24年-第7回)、「名もなく貧しく美しく」(36年-第8-9回)、「赤信号」(30年-第10回)、「狂った果実」(31年-第11回)、「私は二才」(37年-第12回)です。
最後の3回に,参加者から自分で選んだテーマについて口頭発表をしてもらいます(参加多数の場合には団体発表も可能)。
注意点・教室などの都合により、最大参加数は限っています!

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
日本とその二十世紀の発展に興味を持って,楽しく参加してください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
分らなかったこと,もっと詳しく知りたいことについて,ザックバランに聞くことと、講座以外にも,自分の国に対する興味を持つことを忘れないでください。場合によってインターネットよりも図書館などにある百科事典などが役立ちそうです。

【成績の評価】
・基準
発表以外は,授業態度(分からないことを聞くなど積極性、定期的な参加)を重視します。
・方法
授業態度六割,発表四割。単位を取るため、発表も定期的な参加も必ず要求されています。

【テキスト・参考書】
必要な時に、ウェブクラスに載せますが、教科書たるものは使われていません。

【その他】
・学生へのメッセージ
自分の国の近い過去,その時の生活,その映画,当時の外国との関係と違いについて興味を持つ人,どうぞ,楽しんで参加してください。
・オフィス・アワー
木曜日の午後一時から二時まで(基盤教育1の二階、E-204号室)

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