心と体の健康つくり(健康・スポーツ科学)
 Promotion of Mental and Physical Health for University Students (Health and Sports Sciences)
 担当教員:牧野 直彦(MAKINO Naohiko),伊藤 ななみ(ITO Nanami)
 担当教員の所属:保健管理センター
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):医師として実務経験のある教員が、その診療経験を活かし、各診療科における代表的な疾患等について講義・実習を行う。
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 身体の健康、心の健康はいきいきと自分らしく生きるための重要な条件です。生涯を通じた「心と体の健康つくり」のための有益な知識とスキルを獲得できる様に、各専門分野の講師が診療経験・カウンセリング経験に基づき系統的に講義を行います。

【授業の到達目標】
◆ 健康を保持・増進するために大学生のうちから何に注意すべきか理解し、末永い健康に役立てる。【態度・習慣】
◆ 多感な青年期における悩みやその対処法の理解を深める。【知識・理解】
◆ 学校感染症、性感染症その他重大な感染症について理解する。【知識・理解】
◆ たばこ、酒、違法薬物による健康障害を科学的に理解する。【知識・理解】
◆ 心肺蘇生法の意義・原理について学び、実践できる。【技能】

【授業概要(キーワード)】
心の病気,身体の病気,健康科学,生活習慣,感染症

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は、学生時代から末永い健康の維持を意識し、病気の予防、対処、人命救助についての知識を習得するものである。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を

【授業計画】
・授業の方法
心の健康、身体の健康に関するテーマを医師、カウンセラーがそれぞれの専門の立場からパワーポイント、配布資料を用い講義を行います。
救命救急は実習を行い技術を習得します。
・日程
以下の日程での講義を予定しております。(やむを得ず講義日程を変更する可能性があります)
第1週(1回目):講義の進め方とガイダンス
第2週(2回目):救命救急講義
第3週(3回目):救命救急講義
第4週(4回目):救命救急実習
第5週(5回目):コミュニケーション
第6週(6回目):ストレスとうつ病
第7週(7回目):発達障がいについて
第8週(8回目):大学における障がい学生への支援
第9週(9回目):大学生に発症しやすい精神疾患
第10週(10回目):身近な感染症と新興感染症
第11週(11回目):子宮頸がんを予防しよう
第12週(12回目):膵臓と胆道の病気について
第13週(13回目):学生生活において注意すべき身近な胃腸の病気
第14週(14回目):喫煙による健康障害
第15週(15回目):授業のまとめ(試験を含む)

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
心と体の健康つくりは、将来を担う学生の永遠のテーマです。専門家ならではの内容を踏まえた授業の実施を心掛けたいと考えております。授業中は、決して人ごとではなく自分の問題として積極的に耳を傾けてください。得られた知識を自分の健康管理のために役立てていただくことを願っております。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
各講師が作成した資料に目を通し、内容についての理解を深めてください。
こころと身体の健康に関する社会的トピックスについても意識してください。
授業内容を振り返り、自らの健康管理に役立ててください。

【成績の評価】
・基準
◆ 100点満点とし、60点以上を合格とします。
◆ 講義への出席が、最も重要であると考えております。また、試験問題は、講義で配布した資料の範囲内より講師が作成いたします。授業で講義した内容を理解し、それを説明できる知識を身につけることができれば、合格基準を満たしていると判定いたします。
・方法
筆記試験(約70%)及び授業参加度(出席カードの記載を含む約30%)で成績を評価します。

【テキスト・参考書】
事前のテキスト・参考書として個別に指定するものはありません。必要な資料やプリントを授業ごとに配布し、授業進度、学生の理解に合わせて、適宜紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
いきいきと自分らしく生きるためには、「身体の健康」と「心の健康」を保つことが重要です。両方の健康を保っていくために必要な要素を理解し、自分の日常生活を振り返り、健康増進に取り組みましょう!
・オフィス・アワー
授業に関する学生からの質問は,各回の授業終了後または開始前に受け付けます。
保健管理センター1階セミナー室1階において、在室している時は随時対応いたします。

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