ドイツ、ドイツ語圏と日本(社会学)
 The German-Speaking Countries and Japan (Sociology)
 担当教員:Grinda,Reinhold Josef(Grinda,Reinhold Josef)
 担当教員の所属:教育企画部
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
ヨーロッパ諸国と日本はどのような点で違うのか、生活、教育、考え方、昔と今を通じて考えます。ドイツ出身の講師はヨーロッパ一般の生活について、ドイツ語圏のことと日本のことを比較しながら分りやすく話します。同時に、参加者の留学生からも、また日本人学生からも、意見や、それぞれの生活体験についても聞くような進み方になります。

【授業の到達目標】
ヨーロッパに対する理解力を身に付ける。【知識・理解】
また、授業中、留学生と日本人の学生に、活発的な情報交換を行えるようにする。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
ドイツの生活と社会、英語圏以外の国々、戦争に遠い中央ヨーロッパ

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
ドイツ語圏と日本の生活、社会など特徴の比較、そして多文化交流を学ぶ授業である。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
日本語で説明します。関連あるドイツ映画も鑑賞します。受業内容についてグループワークも行いますが、質疑応答の機会が毎回ちゃんとあります。
・日程
1回目~2回目・ドイツの生活、教育、生活(1回目)近現代史、ドイツ語圏三ヶ国の間の、そしてヨーロッパの国々との関係(2回目)などについて説明、日本と比較。
3回目~12回目に、家庭生活(3回目)、教育の特徴(4回目)、一年の過ごし方(5~6回目)、スポーツ(7回目)、楽しみ(8~9回目)、都会生活(10~12回目)というテーマを中心に、参加する留学生の出身国の現状についてもグループワークを行い、それぞれの国の相違点と共通点を分かるようにします。
参考になりそうな映画を字幕版で観ます。(全4本・予定)
13回目から、期末発表が行われます。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
積極的にして、講師や他の参加者へ、遠慮なく知りたいことについて質問を出してください。異国と自国に対する興味を、忘れないでください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業に時々配る資料に、目を通してください。分らないことがあれば是非、次回に質問をしてください。

【成績の評価】
・基準
最後の三回が発表セッションになります。自分で自由に選んだ、関係のあるテーマについて短い口頭発表をして、発表内容をまとめた資料を作って配ってもらいます。発表は成績の四割をしめます(積極的な授業参加・六割)。一人の発表よりも、日本人学生と留学生が共同で準備する団体発表が勧められています。
・方法
出席および授業態度(六割)および期末発表(四割)を重視しています。

【テキスト・参考書】
必要な時に、ウェブクラスに載せます。教科書のようなものは使われていません。

【その他】
・学生へのメッセージ
この授業に必要なのは、まず興味、外国に対する好奇心です。そして自国に対しても。
・オフィス・アワー
木曜日の午後一時半から二時半まで(基盤教育1の二階、E-204号室)

g83110004-2023-G1-79707