ドイツとオーストリアの二十世紀-波乱の時代とその文学(歴史学)
 Germany and Austria: A Dramatic Age and its Literature (History)
 担当教員:Grinda,Reinhold Josef(Grinda,Reinhold Josef)
 担当教員の所属:教育企画部
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
分かりやすいテキスト(日本語訳・付)を読みながら,役立ちそうな新しい単語にどんどん親しんで,ドイツの20世紀の歴史についても理解を深めます。

【授業の到達目標】
ドイツとオーストリアの二十世紀前半は、二つの大戦争やその前後の不安定な時代でした。同時に、ドイツ語圏の文化にとっては、全盛時代とも言えます。当時の名作家による、いくつかの時代色の最も濃い小説・劇作・ジャーナリズムを日本語で紹介します。
ドイツの二十世紀という激しい時代を通じて、二十世紀の知識と、ヨーロッパ近現代に対する興味を強くすることです。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
文化全盛時代のドイツ語圏、オーストリア、二十世紀文学

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
色々の角度からみた、波瀾万丈のドイツ二十世紀を学ぶ教養科目である。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
毎回,演習―説明-質疑応答という形になります。日本語を用います。
・日程
1回目・ドイツの二十世紀、背景の説明
2回目~12回目・講読と質疑応答
事前にウェブクラスに載せて、読んでもらったテキスト(日本語訳・付)とその時代背景について質疑応答と説明をします。テキストは
Hugo von Hofmannsthal: Der Schwierige難しい人(戯曲・1921)
Franz Blei・Zeitgenoessische Bildnisse同時代人の肖像(1940)
Erich Kaestner・終戦日記、戦後ジャーナリズム(1945〜1948)
その他を読みます。
(これらの内容には変更があるかもしれません。)
13回目から・期末発表

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
積極的に参加して、わからないことついては遠慮なく質問し、自分の意見を述べれば、授業はより面白くなります。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
毎回の準備としては、テキストを少しずつでも目を通して貰えればいいと思います。分からなかったところ、より具体的に説明してもらいたいことなどについては、授業中あるいは授業直後に、質問応答時間を設けます。

【成績の評価】
・基準
目標にどれほど達したかは,参加態度から計ることができますから,授業への積極的な関心と参加を重視します。
・方法
参加者の発表および資料,出席、授業態度で判定します。
参加態度・六割、期末発表・四割の合計をもって評価とする。

【テキスト・参考書】
必要な時に、ウェブクラスに載せますが、教科書たるものは使われていません。

【その他】
・学生へのメッセージ
ドイツとヨーロッパの二十世紀は,波乱に満ちた時代でしたが,その時代の色々な側面を分かりやすく説明し,把握できるようにします。同時に日本の二十世紀についても分かることが少なくないと思います。
・オフィス・アワー
木曜日の午後四時半から五時半まで(基盤教育1の二階、E-204号室)

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