韓国語基礎(文化論)
 Basic Korean(Culture)
 担当教員:權 純縣(KWON Soonhyun),崔 絢喆(CHOI Hyunchoel)
 担当教員の所属:教育企画部非常勤講師
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
「韓国語Ⅰ」の学習成果を基に、語彙力や文法・文型を使いこなす力をつけ、より高度なコミュニケーション能力を獲得する。
韓国語の実践・応用力を高めながら、韓国語特有の音調や表現法(言い回し)を味わう。

【授業の到達目標】
中級程度の会話のやり取りや、まとまった文章を読んだり書いたりできるようになること。【技能】

【授業概要(キーワード)】
韓国語を味わう、言語の普遍性、異文化交流

【科目の位置付け】
学問の実践に役立つ知識・能力を身につけさせる目的。韓国語によるコミュニケーション能力を高めると共に、隣国韓国の歴史文化に親しみ、理解を深める契機とする。

【授業計画】
・授業の方法
テキストとプリント教材を用い、動詞・形容詞・形容動詞の活用を修め、実際の会話や短文作りを通して活用語をこなす練習を積む。前期同様、機会をとらえ韓国文化や半島情勢にもふれ、学生の皆さんに隣国と自国との関わりを考察する材料を提供したい。
・日程
1. 用言の丁寧体2:「~です、~ます」(ミダ体)助詞6:「~と」
2. 否定文2:用言の否定表現、不可能表現
3. 動詞の活用
4. 接続語尾:「~して、~くて、~であり、~けれど」、接続詞
5. 形容詞の活用
6. 否定文3:否定表現と不可能表現の応用
7. 用言の丁寧体3:(ミダ体)、(ヨ体)の応用
8. 固有数字
9. 過去の表現、助詞7:「~で(手段)」
10.敬語の表現
11.依頼の表現:「~てください」、副詞
12.外来語
13.作文1
14.作文2
15.まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
韓国語を意欲的に、興味深く学ぼうとする基本姿勢の下、一つでも多くの単語と文型を覚え、活用語の規則を随時確認しながら応用練習を重ね
よう。間違うことを恐れず、積極的に発音し、書く習慣を身につけること。
前期同様、折にふれ韓国伝統慣習や韓半島情勢を紹介する故、自国と隣国との関わり方や、アジア, 国際社会の中での韓日両国の役割などについても考察していこう。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
既習内容については、テキストに設けられている練習問題に能動的に取り組んでみる。
習い覚えた韓国語を日常生活の中でどんどん使う習慣をつける。付属のCDは大いに活用し、新出単語は単語帳にまとめ、用言はテキスト末尾の活用表を参照の上、段階的に整理すること。

【成績の評価】
・基準
出席、授業への取り組み(予習・復習・質問・授業での発音練習など)、課題、口頭試験、小テストで評価する。
・方法
学習姿勢、授業内活動など20点 課題や口頭試験、小テスト80点 計100点
課題や小テストを通して、韓国語の用言の基本活用と敬語法を理解し、主文型を用いてコミュニケーション能力が身に付いたかを評価の基準とする

【テキスト・参考書】
教科書「みんなで学ぶ韓国語 文法編」朝日出版社

【その他】
・学生へのメッセージ
『始作半分』(始めたら半分叶ったも同じ)という韓国の諺があります。まず始めることと、その後たゆまず継続することが肝要との訓(おし)え
です。韓国語で読める、書ける、話せる楽しみを覚えながら、会話のスキルを高めていきましょう。日韓間をはじめとする明日の国際社会を担いゆく皆さんが、韓国語による意思伝達・疎通を図るためのコミュニケーション能力を身に付けることには大きな意義があると思います。
甲斐のある学びとなるよう、期待しています。
・オフィス・アワー
授業に関する学生からの質問は、各回の授業終了後または開始前に受付けます。

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