【授業の目的】
特論や演習で学んだ理論を発展させて演繹的視点で看護研究に取り組み、母子看護学に関する研究主題を明確にし、研究の基礎的能力を修得する。
【授業の到達目標】
1.研究テーマおよび目的の明確化ができる。 2.研究倫理に基づいた研究計画を立案できる。 3.研究方法に沿ったデータ収集ができる。 4.研究方法に沿ったデータ分析および結果の整理ができる。 5.研究結果を論理的に考察できる。 6.論文および要旨作成ができる。 7.プレゼンテーションに向けた資料作成ができる。
【授業概要(キーワード)】
母子看護学、看護研究、論文作成
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:76~100% B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:51~75% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:76~100% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:76~100% B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:76~100% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:76~100% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:76~100% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:76~100% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:76~100% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
この授業は、自身のクエスチョンリサーチを明確にし、看護研究の立案・実施を行い、論理的に考察できるようになる。さらに、関連雑誌への投稿を目指すものである。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
毎回のゼミでは、各々のクエスチョンリサーチを明確にするために、ディスカッションを行う。
・日程
1.研究テーマおよび目的の明確化 2.研究計画立案 3.データ収集 4.データ分析および結果の整理 5.結果の考察 6.論文および要旨作成 7.プレゼンテーションに向けた資料作成
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
参考文献や研究データをもとにディスカッションを行う。資料は各自、参加者分を印刷して準備しておくこと。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
ディスカッションでは、多様な視点や意見に触れることがあるので、文献は、熟読するようにするとよい。
【成績の評価】
・基準
論理的に研究をまとめ、プレゼンテーションができること。看護学修士に相応しい論文の提出をもって合格とする。
・方法
論文の作成過程、論文、プレゼンテーションの内容、取り組む姿勢を基に総合的に評価する。
【テキスト・参考書】
テキストの指定は特にない。 参考文献は必要時、紹介する。
【その他】
・学生へのメッセージ
限られた期間の中で看護学修士に相応しい論文を作成するために大切なことは、先行研究をしっかりと読みこむことです。きっと参考になる研究が見つかるはずです。
・オフィス・アワー
火曜日12:00-13:00。連絡は、事前にメールでお願いします。
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