【授業の目的】
地域で生活する人々の抱える健康課題とその支援に関する先行研究の動向から自己の研究テーマについて考察し、研究計画立案に向けた研究の基礎的能力を修得する
【授業の到達目標】
・地域で生活する人々の抱える健康課題とその支援に関する国内外の文献を検索し、研究の動向について記述し説明することができる
・先行研究のクリティークにより、自己の研究テーマを考察し説明することができる
【授業概要（キーワード）】
地域看護、公衆衛生看護、文献検索、研究動向。研究テーマ
【学生主体型授業（アクティブラーニング）について】
B-1．学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。：51～75％
C-1．自分の意見をまとめて発表する機会がある。：51～75％
C-2．事前学習（下調べ、調査等含む）をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。：51～75％
C-3．習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。：51～75％
【科目の位置付け】
科学的根拠に基づく研究方法、研究成果を踏まえ学位論文を作成するための基礎的能力を育成する科目である。地域・在宅看護学演習Ⅶの学習に継続する科目である。
【SDGs（持続可能な開発目標）】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
学生による課題のプレゼンテーションと学生・教員間のディスカッションを行う
・日程
（開講日時は別途提示）
1回 ガイダンス
2-15回 地域で生活する人々の抱える健康課題とその支援に関する文献のうち、関心のあるテーマについて文献検索を行い、研究動向について整理しプレゼンテーションを行う
16-22回 関心のあるテーマから自己の研究テーマについて考察しプレゼンテーションを行う
23-30回 自己の研究テーマについて、背景、意義、既存の理論や支援システム等を活用し概念枠組みに整理し、プレゼンテーションを行う
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
・担当した課題についてプレゼンテーション資料を作成し、プレゼンテーションの準備をして臨む
・プレゼンテーション、ディスカッションに積極的に参加する。
・授業時間外学習（予習・復習）のアドバイス
取り上げる文献、また健康課題や支援についての知識を深めるために参考書や関連文献等で情報収集を行い理解を深める
【成績の評価】
・基準
・地域で生活する人々の抱える健康課題とその支援に関する国内外の文献を検索し、研究の動向について記述し説明することができる
・先行研究のクリティークにより、自己の研究テーマを考察し説明することができる
・方法
出席状況、プレゼンテーションの内容、ディスカッションの参加状況等を総合して評価する
【テキスト・参考書】
・山川みやえ・牧本清子：研究手法別のチェックシートで学ぶよくわかる看護研究論文のクリティーク．第2版．日本看護協会出版会，2020
・大木秀一：文献レビューのきほん．医歯薬出版，2015
・横山美江：よくわかる地域看護研究の進め方・まとめ方．第1版，東京；医歯薬出版，2010
・N.Burns， S.K.Grove：黒田裕子ら監訳，バーンズ＆グローブ看護研究入門原著第7版．東京；エルゼビア・ジャパン，2015
・D.F.Polit， C.T.Beck：近藤潤子監訳，看護研究－原理と方法－．第2版，東京；医学書院，2010
・対馬栄輝：医療系研究論文の読み方・まとめ方，東京図書，2015
【その他】
・学生へのメッセージ
文献との出会いは研究を進めるうえで大きな糧となります。またディスカッションに反映される参加者の経験や気づきを大切にし、皆で有意義な学びの時間としましょう。
・オフィス・アワー
原則として授業終了後に対応する
それ以外は赤間研究室において随時対応する（不在のこともあるため事前の予約を推奨する）
連絡先は初回授業時に提示する
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