卒業研究
 Undergraduate Research
 担当教員:理学部主担当・副担当教員
 担当教員の所属:理学部理学科
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:通年  単位数:10単位  開講形態:クラス分け
 開講対象:理学部理学科  科目区分: 
【授業の目的】
特定のテーマに沿って研究を遂行することにより、課題の発見・解決能力や研究基礎力の向上を図るとともに、先端的な研究内容を理解し、説明できる能力を身に付ける。

【授業の到達目標】
1)自らテーマを定めて研究を遂行することができる。
2)研究成果を論文形式にまとめることができる。
3)研究成果を適切な方法でプレゼンテーションすることができる。

【授業概要(キーワード)】
卒業研究、研究遂行能力、情報収集能力、課題解決能力、文章作成能力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、学生主体型授業

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:51~75%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:51~75%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:51~75%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:51~75%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:51~75%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:51~75%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:51~75%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:51~75%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:51~75%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%

【科目の位置付け】
この授業科目は、理学部ディプロマ・ポリシーに対応し、1)適切な情報の収集能力、2)他者と協働しながら課題解決に取り組めるコミュニケーション能力、3)先端的な研究内容を理解し、説明できる能力、4)科学的思考方法に従って社会が要請する課題を解決する能力、5)実践的な研究能力等を身に付ける科目である。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
指導教員等の指導の下で、卒業研究に係る文献調査、実験、フィールドワーク等の研究活動を遂行し、卒業論文を作成する。
・日程
第1~3回 研究テーマの設定と実施計画の策定
第4~6回 先行研究の文献調査、実験の準備、フィールドワーク等に関する指導
第7~15回 研究活動の実施、研究の進歩状況の報告およびディスカッション
第16~17回 研究の中間まとめとそれに基づく後半の研究計画の策定
第18~23回 後半の研究活動の実施、研究の進歩状況の報告およびディスカッション
第24~29回 卒業論文作成に関する指導と論文の執筆
第30回 卒業研究発表会

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
「フロンティアプログラム」履修者は3年次後期から、「スタンダード・サイエンスコミュニケータープログラム」履修者は4年次前期から卒業研究を開始する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
1)研究に必要な知識などを、適宜、教科書や文献等から収集する。
2)報告会や研究発表等に向けて研究結果を整理して、内容の理解に努める。
3)日々の研究の実施状況を点検して、研究計画を立てたり、計画を見直したりする。

【成績の評価】
・基準
この授業の合格の基準は下記のとおりです。
1)研究テーマを自ら設定できること。
2)先行研究などの情報を適切に収集し、理論、実験または計算による研究が主体的に遂行できること。
3)研究成果を論文形式でまとめることができること。
4)研究成果を適切な方法で発表し、討議できること。
・方法
日常の研究活動(報告会での研究報告、討議、文献の調査・発表等を含む)、卒業論文、卒業研究発表等を総合的に判断して評価する。

【テキスト・参考書】
この授業では、学生の理解度や研究の進度等に合わせて、指導教員が必要に応じて、適宜、テキストや参考書を紹介する。

【その他】
・学生へのメッセージ
1)8月初旬に開催される卒業研究の研究室配属説明会には必ず出席すること。
2)卒業研究は、理学科での学びを総合して実践的専門力を身に付けるための重要な科目です。主体的に取り組み、納得がいくまで研究に没頭してください。
3)研究上で悩みが生じた場合は、一人で悩まないで、主・副アドバイザー教員のほか、学部教務委員、事務職員等に相談してください。最も良い解決策を一緒に考えます。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」については、指導教員毎に曜日、時間、連絡先等をお知らせします。

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