研究室研修
 Laboratory Study
 担当教員:医学科各講座
 担当教員の所属:医学部医学科
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):医師として実務経験のある教員が、その診療経験を活かし、さまざまな実習テーマに沿って指導を行う。
 開講学年:3年  開講学期:集中  単位数:3単位  開講形態:実習
 開講対象:医学科  科目区分:専門教育・必修 
【授業の目的】
研究室研修
数名単位で配属された各研究室で、それぞれの教員の方針に基づき、文献講読、実験技術の修得、研究の実際などを体験する。

【授業の到達目標】
①研究に必要な文献を検索できる。
②研究に必要な文献の内容を理解できる。
③実験方法の原理と目的を理解できる
④研究成果を説明できる。
⑤研究成果を論文としてまとめることができる。

【授業概要(キーワード)】
研究方法、実験手技、論文講読

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
医学研究の体験

<山形大学医学部医学科教育到達目標(コンピテンシー)>
1.プロフェッショナリズム(1)(2)(3)(4)(5)(6)
2.医学知識と問題対応能力(1)(2)(3)(4)
3.診療技能と患者ケア(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)
4.コミュニケーション能力(1)(2)(3)(4)
5.チーム医療の実践(1)(2)(3)
6.医療の質と安全の管理(1)(2)(3)
7.社会における医療の実践(1)(2)(3)(4)(5)(6)
8.科学的探究(1)(2)(3)
9.生涯にわたって共に学ぶ姿勢(1)(2)(3)(4)

<医学教育モデル・コア・カリキュラム(平成28年度改訂版)>
A-2医学知識と問題対応能力
A-8科学的探求
A-9生涯にわたって共に学ぶ姿勢
B社会と医学・医療
C医学一般

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
数名単位で配属された各研究室で、それぞれの教員の方針に基づき、文献講読、実験技術の修得、研究の実際などを体験する。
・日程
8月26日(月)から9月20日(金)までの約4週間、全日の実習を行う。実習の日程は各教員の指導により決める。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
配属された各研究室で、それぞれの教員の方針に基づき、文献講読、実験技術の修得、研究の実際などを体験する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
配属された各研究室で、それぞれの教員の方針に基づき、授業時間外学習を行う。

【成績の評価】
・基準
研修の経過と成果についてのレポートと研修態度が評価対象になる。
・方法
実習態度とレポートの内容に基づき、配属された各研究室の指導教員が行う。

【テキスト・参考書】
配布プリント、テキスト・参考書など、配属された各研究室で、それぞれの教員の方針に基づく。

【その他】
・学生へのメッセージ
【課外研究室研修について】
※研究室研修のほかに、医学科在学生の医学へのモチベーションを高めリサーチマインドを涵養するため、通常カリキュラムの枠外、すなわち課外活動として長期継続的な研究室研修を実施できるプログラムを提供します。
課外研究室研修は医学部教務委員会、学務課が関与する公的なプログラムです。各臨床・基礎講座は課外時間(放課後、週末、長期休暇等)で提供可能な研修プログラムの内容と受け入れ可能学生数等を教務委員会・学務課を通じて公表しますので、希望学生は学務課の担当窓口に氏名、学年、学生番号、研修希望講座名、連絡先を申し出て(連絡して)ください。
卒業判定時に課外研究室研修活動の評価を希望する学生は1)関連する資料、2)研修サマリー、を特別講義最終日までに提出してください。また、研修指導講座責任者に3)評価書/推薦書の作成を依頼して、同じく特別講義最終日までに学務課に提出してもらってください。
教務委員会は、提出された資料をもとに、課外研修活動を評価し、卒業判定の際に参考にします。ただし、単位の認定は行いません。
・オフィス・アワー
<山形大学で教えていること>
特定の講座で約5週間というまとまった期間、科学的探求に専念する、ユニークな科目である。
学生諸君は、単なる受身な態度ではなく、積極的に自ら学び、研究を進める必要がある。

41000015-2024-0401-40360