【授業の目的】
各学生が医師として具有すべき知識・技能の「確実な定着」を目指す。
【授業の到達目標】
上記の通り、本講義にて実施される授業では、各学生が医師として具有すべき知識・技能の「確実な定着」を目指す。具体的には、医学科課程においてこれまでに学んだ知識・技能を、少なくとも医師国家試験に十分合格可能な形で運用・活用できるようになることを目指す。結果として、傷病や症候の基礎的メカニズムの理解に基づき的確な予防診断治療を実践できる医師として臨床実習に臨めるようになることを到達目標とする。
【授業概要(キーワード)】
傷病や症候の基礎的メカニズム、予防診断治療、臨床実習
【科目の位置付け】
医学科課程で学習した内容の総括であり、特別講義の講義内容に限らずこれまでの座学や実習を通じて学んだ知識・技能が実際に身に付き、活用・実践できるかが問われる機会である。
<山形大学医学部医学科教育到達目標(コンピテンシー)> 1.プロフェッショナリズム(1)(3)(4)(5)(6) 2.医学知識と問題対応能力(1)(2)(3)(4) 3.診療技能と患者ケア(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9) 4.コミュニケーション能力(1)(2)(3)(4) 5.チーム医療の実践(1)(2)(3) 6.医療の質と安全の管理(1)(2)(3) 7.社会における医療の実践(1)(2)(4)(5)(6) 8.科学的探究(1)(2)(3) 9.生涯にわたって共に学ぶ姿勢(1)(2)(3)
<医学教育モデル・コア・カリキュラム(平成28年度改訂版)> A医師として求められる基本的な資質・能力 B社会と医学・医療 C医学一般 D人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療 E全身に及ぶ生理的変化、病態、診断、治療 F診療の基本 G臨床実習
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
担当領域を各講座で鑑別診断を中心に講義を行う。医師国家試験問題を考慮した内容となる。
・日程
10月10日(火)~12月1日(金)(詳細は、掲示します)
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業の受講にあたっては、系統講義、臨床講義及び実習で修得した知識・技能を整理し、授業に臨む。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
各講座の担当担当教員の方針に基づく(プリント、テキスト、参考書)
【成績の評価】
・基準
本講義の合否判定にあたっては医師国家試験に十分合格できるだけの学力を有しているか否かを主たる基準とし、教務委員会において厳密かつ総合的に判定する。
・方法
講義終了後に筆記試験(総合試験)を実施する。 尚、特別講義においても講義期間中随時出席状況の確認を行い、出席状況を総合試験受験資格の判断材料とするので、注意すること。
【テキスト・参考書】
各講座の担当担当教員の方針に基づく(プリント、テキスト、参考書)
【その他】
・学生へのメッセージ
・遅刻や途中退席をしないこと。 ・特別講義受講以前から、自主的かつ継続的に知識・技能の整理補強の努力はしておくこと。 ・講義日程や総合試験の詳細、注意事項変更等の連絡については掲示を行うので、掲示板による確認を行うこと。
・オフィス・アワー
<山形大学で教えていること> これまでの総まとめを、試験とその解説で行う。 内容については、学生の希望にも配慮した独自の講義である。
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