【授業の目的】
総合的な知識の獲得および看護学の知識の統合をはかるための学習を行う。 各専門領域の基礎的知識や医療界・看護界の最新の知見を学習する。
【授業の到達目標】
1 医療界・看護界の最新の知見を学習し看護実践に応用できる力を身につける。 2 各専門領域の基礎的な知識を統合して課題解決に向けた判断ができる。 3 国家試験等資格取得に必要な知識を統合し活用できる。
【授業概要(キーワード)】
専門知識の統合、トピック、看護師国家試験
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
国家試験に係わる内容を含んだ授業を行うとともに、本学科における4年間の学習の卒業時到達度を評価するための試験を実施するものである(山形大学医学部カリキュラムポリシー)。本科目は看護学科DP 1:豊かな人間性と社会性、DP2:幅広い教養と汎用的技能、DP3:専門分野の知識と技能に位置付けられる科目です.
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
講義を集中講義形式で行う。 課題学習及び自己学習の時間帯を設ける。
・日程
第1回 解剖学 第2回 生理学、薬理学 第3回 微生物学、遺伝科学 第4回 疾病の成り立ちと回復の促進 第5回 保健医療福祉行政論 第6回 基礎看護学 第7回 成人看護学(慢性期) 第8回 成人看護学(急性期) 第9回 老年看護学 第10回 精神看護学 第11回 小児看護学 第12回 母性看護学 第13回 在宅看護学 第14回 公衆衛生看護学 第15回 看護管理学 第16回 試験とまとめ 授業開始前(11月頃)に、科目についてのガイダンスを行う。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
医療界・看護界の最新情報を獲得し、就職後に活用できるようにする。 各専門領域の基礎的知識を統合、修得し、臨床現場にて活用できるようにする。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
各専門領域の基礎的知識に関する自己学習を十分に行う。 その日の授業内容を必ず復習し、課題を確実に達成する。
【成績の評価】
・基準
集中講義終了後に看護師国家試験に準じた形式での筆記試験を行い、山形大学医学部看護学科ディプロマポリシー「3.専門分野の知識と技能」に到達したものを合格とする。
・方法
筆記試験成績を100点満点で評点する。再試験は実施しない。 明確な欠席理由があり試験欠席の届出を行ったものには追試験を行う。
【テキスト・参考書】
事前のテキスト・参考書として個別に指定するものはないが、各回の担当教員が必要な資料やプリントを授業ごとに配布し、必要に応じてテキストや参考書を紹介する。
【その他】
・学生へのメッセージ
4年間の総まとめにあたる科目なので、自分の弱点を知り強化するよう心掛けてください。
・オフィス・アワー
多くの教員が授業をするため、疑問点は授業の都度質問し学習に役立てることが望ましい。授業時間外では、会議や出張等で不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は事前に予約を取るのが望ましい。連絡先は、初回の授業でお知らせします。
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