高分子材料入門
 Introduction to Polymer Materials
 担当教員:杉本 昌隆(SUGIMOTO Masataka) 、森 秀晴(MORI Hideharu)
 担当教員の所属:工学部
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):化学企業勤務経験がある教員が,その経験を活かして,社会で用いられる高分子材料がどのような観点から研究開発された経緯などの観点を含めて講義を行う。
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:システム創成工学科  科目区分:専門基礎科目・選択 
【授業の目的】
高分子材料学の全体像を紹介する。
高分子とはどのような性質をもち、どのような視点から研究が行われているのかを理解する。

【授業の到達目標】
高分子の一般的な性質について理解するとともに、代表的な高分子については具体的な構造、用途、物性、合成法等についての知識を身につけることができるようになる。

【授業概要(キーワード)】
高分子、高分子構造、高分子物性、高分子合成

【科目の位置付け】
本講義の位置付けとしては、高分子に関する専門科目への導入である。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
12.つくる責任つかう責任
14.海の豊かさを守ろう

【授業計画】
・授業の方法
テキストを中心として、適宜パワーポイント、プリントを使って対面授業形式で行う。
・日程
第1週 ガイダンス
第2週 ~第7週 高分子化合物の構造と物性
第8週 ~第14週 高分子材料の合成方法
第15週 期末テストとまとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
テキストを中心に授業をすすめるので、テキストを必ず持って来ること。
授業中の私語、携帯の使用、授業に関係ないこと等を厳に慎むこと。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
準備・復習学修に必要な学修時間の目安は以下のとおりです。
【 3.0 】時間/週
(注)大学設置基準で,1単位の授業科目は45時間の学修を必要とする内容をもって構成することが標準と定められています。
章末の問題を自分で解くなど、復習をすること。疑問な点は後日聞くこと。
各回の講義で、一番重要な事項が何であるかをノートに抜き出すと共に、前後の講義との関連性・流れをつかむ。

【成績の評価】
・基準
高分子材料の化学的および物理的性質について、基礎的な事柄を正しく理解していることを合格の基準とする。
・方法
平常点、小テスト,レポート,期末テストを総合的に評価し、60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
テキスト:「高分子を学ぼう -高分子材料入門-」、横田健二 著、化学同人、1999年

【その他】
・学生へのメッセージ
身近にある高分子材料が他の材料に比べてどのような特徴を持っていて、どのように作られているのか、概要を学ぶ。
・オフィス・アワー
メールでアポを取ってください。連絡先は、初回の授業でお知らせします。授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」は杉本研究室(グリーンマテリアル加工研究所3階305)/森研究室(2号館1階103)において金曜日15:00-17:00の間に設けます。会議や出張等で不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は事前に予約をお願いします。

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