【授業の目的】
測量学実習では測量機器を用いて野外で測量を行い測量機器の取り扱いや測量の方法を学ぶ.さらに得られたデータを用いて調整計算を行うことで観測情報の理解を深める.
【授業の到達目標】
各種測量機材を使いこなして、測量技術を理解できるようになる.
【授業概要(キーワード)】
多角測量、水準測量、トータルステーション
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%
【科目の位置付け】
本講義の位置付けとしては、履修した測量学の実践科目となっている。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう 11.住み続けられるまちづくりを 12.つくる責任つかう責任
【授業計画】
・授業の方法
実習形式。講義で学んだ内容を実務で用いられている機材を用いて経験的に学ぶ。
・日程
第1回 ガイダンス、主な測量機器の取り扱い 第2回 トータルステーションの取り扱い、点検 第3回 距離測量実習(間接水準測量) 第4回 GNSS測量実習 第5回 多角測量実習(水平角及び鉛直角) 第6回 多角測量実習(水平角及び鉛直角) 第7回 多角測量実習(水平角及び鉛直角) 第8回 レベルの取り扱い、点検 第9回 水準測量実習 第10回 水準測量実習 第11回 水準測量実習(横断測量、単点測量) 第12回 高低計算、座標計算 第13回 高低計算、座標計算 第14回 実習レポート作成 第15回 実習レポート作成と提出
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
野外での実習であり雨天でも決行されるのでそれに対処できるような服装で臨むこと.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
測量機器の取り扱いについては事前に予習すること. レポートの作成・提出は期限を守ること.
【成績の評価】
・基準
欠席が3回までを条件とする. 実習中の計算、レポートの評価.
・方法
成績の評価については、60点以上が、合格点とすることとする.
【テキスト・参考書】
テキスト・参考書は、新しい測量学「基礎から最新技術まで」コロナ社とする.
【その他】
・学生へのメッセージ
関数電卓の使用に熟知していること。 度-分-秒、関数キー付き(プログラム機能不可) 例:CASIO FX-913ES
・オフィス・アワー
非常勤講師なので,開講時に受け付ける.授業終了後に問い合わせること.
|