【授業の目的】
コンピュータ・サイエンスの最先端を理解し,修得するためには,英語で書かれた文献を読み解く力が必要不可欠である.本講義では,英文法力を向上させることによって,英語の読解力・作文力の養成・強化を行う. 本講義の目的は,情報関連の技術英語に関して『読む(R)』,『書く(W)』の2つの主要能力を総合的に育成強化することである.
【授業の到達目標】
(1)英文法を用いて,英文の構文を理解できる.【知識・理解】 (2)辞書を使いながら,情報科学分野の文章をこなれた日本語に訳すことができる.【技能】
特に,(1)を達成することは単位を取得するための最低限の条件である.
【授業概要(キーワード)】
情報英語,読解,英文法
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
この授業は,論理的な思考力や記述力,発表と討議の能力及び国際的コミュニケーション能力を身につけるものである(情報・エレクトロニクス学科のカリキュラム・ポリシー(3)).
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
毎回,数値解析手法の概論を順次取り上げる.90分間の授業時間の内,約60分間を講義に費やし,残りの約30分間で具体的な問題演習またはミニテストを行う.
・日程
第1週 英語の文献の読み方 第2ー13週 【Numerical Recipes in C】各章のIntroductionの解読 1.Solution of Linear Algebraic Equations 2.Interpolation and Extrapolation 3.Integration of Functions 4.Random Numbers 5.Sorting 第14週 ミニテストの解説 第15週 試験とまとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
1)講義開始後の10分間で毎回配布されるスクリプトを熟読した後,解説を理解する. 2)受講後はWebClassからスライド・ファイルをダウンロードし,復習に努める.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業後,スライド・ファイルと講義ノートを重点的に復習することによって,英文法をしっかりと身につけることを勧める.
【成績の評価】
・基準
到達目標(1),(2)の達成度を評価する.特に,英語構文を正確にとらえ,こなれた日本語に訳せることを合格の基準とする.
・方法
ミニテスト(14回の予定)の成績(50点満点)をx_m,期末試験(100点満点)x_tとするとき,x_m+x_t/2の値で成績を判定する.単位認定は60点以上とする.
【テキスト・参考書】
テキスト(ただし,購入する必要はない) W. H. Press, S. A. Teukolsky, W. T. Vetterling, and B. P. Flannery: Numerical Recipes in C: The Art of Scientific Computing (Second Edition), Cambridge University Press
【その他】
・学生へのメッセージ
(a)テキストは,海外のWeb上にアクセスして閲覧することもできるので,購入する必要は無い. (b)高校時に使った英文法の書籍を用意し,参考書として使うのが望ましい.
・オフィス・アワー
神谷研究室(7号棟3階7-304)において,金曜日午後4時ー午後5時の間に設ける.
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