PBL演習Ⅱ
 PBL II
 担当教員:情報・エレクトロニクス科学担当教員(Staff of Dept. Informatics and Electronics)
 担当教員の所属:理工学研究科
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:情報・エレクトロニクス学科(情報・知能コース)  科目区分:専門科目・必修 
【授業の目的】
情報科学が目指している社会とそれを実現するために必要となる応用技術を習得することが本演習の目的である。また、大学3年次と4年次の卒業研究を接続する位置づけとして、プログラミングを通した具体的な課題の解決方法を習得することが本演習の目的である。
3年前期までに履修した情報科学とその技術に関する実践的スキルを高めるとともに,卒業研究で必要な基礎的な知識を習得する.各研究室に所属して,与えられた卒業研究の基礎的課題を適当なプログラミング言語を用いたプログラミングにより実現する.ここでは,プログラミング演習I,II,IIIで習得した言語以外のプログラミング言語にも触れる機会が得られるので,積極的に学習することが望ましい.

【授業の到達目標】
1)与えられた応用的な課題に対して任意のプログラミング言語を用いて解決することができる (知識・理解)(技能)(習慣)
2)限られた時間で目的を達成するために、自主的かつ計画的に行動できる (知識・理解)(技能)(態度・習慣)
3)プログラミングを通して論理的な思考力、発表能力を身につけている (知識・理解)(技能)(習慣)
4)教員等からの助言を取り入れて、学生自身の課題をプログラミングすることができる (知識・理解)(技能)(態度・習慣)
5)課題を解決するための計画を立案し,効果的な設計(プログラミングデザイン)とコーディングおよびテストを行うことができる(知識・理解)(技能)(習慣)

【授業概要(キーワード)】
プログラミング言語各種(C,LISP,Java,Perl,Python,FLASH,NS2, HPF,Mathematica,C++)、卒業研究への動機付け

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
本講義を基礎とする科目:輪講,卒業研究
ディプロマポリシー1.(1),2.(1),(2)および3.(1),(2),(3) とカリキュラムポリシー1.(1),(2),(3),(6)および2.(1),(5)および3.(1),(3)に該当する。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
12.つくる責任つかう責任
17.パートナーシップで目標を達成しよう

【授業計画】
・授業の方法
配属研究室毎に行うので、各研究室の教員の指示に従うようにすること。
・日程
配属研究室毎に行うので、各研究室の教員の指示に従うようにすること。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
配属研究室毎に行うので、各研究室の教員の指示に従うようにすること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
配属研究室毎に行うので、各研究室の教員の指示に従うようにすること。

【成績の評価】
・基準
授業の目標・ねらいに記載されている内容の達成度を以下の基準で評価する。
本演習に対する取り組みの態度(50点)、与えられた課題を解決するプログラミング(設計、コーディング、およびテスト)能力(50点)を総合して評価し、60点以上を合格とする。
・方法
(成績の評価の詳細は卒業研究配属研究室の定めによる)各研究室の教員の指示に従うようにすること。

【テキスト・参考書】
卒業研究配属研究室の指示に従う。話をよく聞くようにすること。

【その他】
・学生へのメッセージ
システム創成工学科の情報・知能コース志望者は卒業研究の準備として本演習を履修することが極めて望ましい。
3年前期までの成績に基づき配属研究室を決める。事実上卒業研究における配属ともなるので留意すること。8月(予定)に実施される研究室見学に参加し、各研究室の研究テーマ及びそこで使用中の主要なプログラミング言語について確認しておくこと。
・オフィス・アワー
卒業研究配属研究室の指示に従う。話をよく聞くようにすること。

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