教育実践実習C
 教育実践実習C
 担当教員:宮野 悦夫(MIYANO Etsuo)
 担当教員の所属:工学部非常勤講師
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):民間企業(建築の設計・管理)、県立高校(工業科教員・校長)における実務経験を活かし、企業や地域のニーズ、高校教育現場の視点から具体的な話題を提供し、高校におけるキャリア教育に携わる教員としての基礎力に資するものとする。
 開講学年:4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:実習
 開講対象:工学部  科目区分:教職関連科目 
【授業の目的】
高等学校教諭免許状取得を目指し、2週間または3週間の実習で、主に次のことを目的とする。
・生徒の実態と教師の仕事について、理解を深める。
・授業観察と授業実践を通して、学び、授業づくり、教師の支援、生徒への関わりについて考察を深める。
・教職について考察し、将来教職に就く自身の資質・能力について検討する。
・実習終了後、教職に就くまでの間に大学においてさらに学び深めるべき課題を明確にする。

【授業の到達目標】
〇高等学校の生徒の実態について理解し、生徒たちの学びについて考察できる。
〇教師の仕事について理解できる。
〇授業観察を通して、授業の構造・展開、教師の役割について考察することができる。
〇教材研究を行い、指導案を作成して授業を行い、省察することができる。

【授業概要(キーワード)】
学び、かかわり、授業、授業研究、教材研究、指導案、教職

【科目の位置付け】
教育実習で実際に授業を行い、教師の仕事に触れることを通して、将来教職に就く自分自身について考える。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
08.働きがいも経済成長も

【授業計画】
・授業の方法
4年次に、2週間または3週間の教育実習を実施する。
『教育実習の手引き』及び授業担当教員の指示に従い、実習を行う。
・日程
4月中旬に行われる、教育実習実践実習事前指導の受講が必要である。
また、教育実習期間中は各実習校の担当教員の指示に従い、実習を行う。
教育実習終了後に「教育実習日誌」及び「教育実習成績報告」を提出する。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業中は自ら積極的に行動し、生徒たちとかかわり、自分なりに課題を見いだす。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
教育実習が始まる前に、『教育実習の手引き』に何度も目を通すこと。

【成績の評価】
・基準
・教育実習の評価は、出席すべき日数の2/3以上出席した者についてのみ行う。
・事故欠・病欠・公欠は全て欠席として取り扱う。
・教育実習の総合評価は、絶対評価(100点満点)とする。
・教育実習の総合評価が、59点以下の者については、単位を認定しない。
・方法
上記基準をもとにして、各実習校からの「教育実習成績報告」に基づき評価する。

【テキスト・参考書】
オリエンテーション時に配布した『教育実習の手引き』に何度も目を通しておくこと。

【その他】
・学生へのメッセージ
無断欠席は絶対にしないこと。実習期間中はアルバイト及び就職活動は絶対に行わず、実習に専念すること。
・オフィス・アワー
教育実習について疑問点や不安など、何か相談したい内容がある場合、学生サポートセンター教育支援担当(②番)窓口に来ること。

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