【授業の目的】
この授業では、安全な畜産物を効率的に生産するために必要な飼料の生産と利用に関する知識を習得すること、畜産業に対する理解を深めることを目的とします。
【授業の到達目標】
この授業では、安全な畜産物を効率的に生産するために必要な飼料の生産と利用に関する技術について説明することができるようになります。【知識・理解】
【授業概要(キーワード)】
自給飼料、コントラクター、ウシ、ブタ、ニワトリ
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
この授業は、飼料の生産と利用に関する基礎知識や基本技術を学習することにより、安全な畜産物を効率的に生産するための幅広い知識を習得するものです(農学部ディプロマ・ポリシー2(1)、3(1)、(3)、農学部カリキュラム・ポリシー1(4)、2(1)、3(1)に該当)。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
02.飢餓をゼロに 15.陸の豊かさも守ろう
【授業計画】
・授業の方法
・この授業は主として面接授業となります。 ・スライド(写真や動画を含む)と配付資料を中心に、飼料の生産と利用に関する基礎的な知識について解説するとともに、現在の畜産情勢についても紹介します。
・日程
この授業では、以下のテーマ、順序で飼料の生産と利用に関する内容を説明します。
第1回(浦川):授業のガイダンス、飼料をめぐる情勢 第2~4回(浦川):牧草及び飼料作物の生産技術と実例 第5~6回(浦川):飼料用穀物の生産技術と実例 第7回(浦川):コントラクターと飼料生産 第8回(浦川):まとめ …筆記試験 第9~10回(松山):飼料の評価方法 第11回(松山):飼料設計と給与方法 第12回(松山):飼料添加物 第13~14回(松山):飼料の安全性 第15回(松山):まとめ …筆記試験
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
この授業では、各授業で配布する資料を基にスライドを用いて説明します。必要な事柄については筆記し、授業の内容を整理して、理解するよう努めてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
この授業時間以外は、各授業で配布する資料を基に復習してください。また、各授業では次回の予告も行いますので、参考書やインターネット等で予習して授業に臨んでください。また、最近の畜産情勢に興味を持ち、テレビ、新聞、インターネット等の情報に触れてください。
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標で示した安全な畜産物を効率的に生産するために必要な飼料の生産と利用に関する技術について説明することができることを合格基準とします。
・方法
この授業の成績は、出席カード等による出席状況や筆記試験から評価します。ただし、出席日数が2/3に満たない場合は不合格とします。
【テキスト・参考書】
この授業で使用する資料は、授業時に配布します。 また、以下を参考書として薦めます。
「新版 家畜飼養の基礎」阿部 亮(農山漁村文化協会 2008) 「最新 畜産ハンドブック」扇元敬司(講談社 2015) 「動物の飼料 第2版」唐澤豊(朝倉書店 2017)
【その他】
・学生へのメッセージ
この授業を履修することによって、私たちの食卓にある畜産物の生産過程に関心を寄せてください。畜産業に興味を持ってください。
・オフィス・アワー
アグリサイエンスコースで掲示するオフィスアワーに準じます。それ以外の時間帯も応対しますので、事前にメールにてご連絡ください。
|