【授業の目的】
「ライフステージや志向に合わせた運動・スポーツ」をキーワードにして、運動やスポーツと学校、地域社会のあり方やかかわり合いを、実践・実習を通して理解して、地域課題を解決する実践力を学習する。
【授業の到達目標】
対象者の志向に合わせた運動やスポーツの実践に対するアドバイスや指導ができる。【技能】 運動やスポーツを実践する団体等の運営について、諸課題を理解し、解決策を検討できる。【知識・理解】 地域での活動において運動・スポーツをテーマにしたイベント等の企画や運営に寄与できる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
ライフステージ、運動・スポーツ指導、地域交流、生涯スポーツ
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
この授業は、大学で学んでいる知識や技術を、地域において運動・スポーツに取り組む様々な年代、志向性の人々や団体等との活動を通して、活用したり深めたりすることにより、理論と実践を結びつけ、積極的に地域での活動に関与できる力を身に付けるものである(地域教育文化学部のカリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシー)。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
集中形式で大学講義室または各フィールドにて、情報収集および指導、データの処理、方法などを学ぶ。
・日程
1)対象フィールドの理解とグルーピング(配当時間:12時間) 小中学校、保育施設、総合型地域スポーツクラブ、地域など、各自の興味のある対象フィールドについて学ぶ。状況に応じて実際の対象等を見学するなどして実習を行う実践フィールドを決めていく。次に、実際の活動に必要な知識・技能について学ぶ。 2)対象団体、施設等の実態や特性の把握と実習計画の作成(配当時間:40時間) 対象地域の活動計画に合わせ、受講学生が参加する時期などを決定し、詳細な行動計画を作成する。 3)活動のまとめ(配当時間;8時間) 活動終了後、成果をプレゼン型資料としてまとめる。また、詳細な活動記録やデータの整理、まとめを行う。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
外部での活動が中心となるため、様々な方々との関わりの中で授業が実践されることを十分に理解し、熱意を持って主体的に取り組むこと。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
運動・スポーツに関する情報を積極的に収集するとともに、自分自身でも積極的に実践しておくこと。
【成績の評価】
・基準
各自の選択したフィールドにおいて、対象者の志向に合わせた運動やスポーツの実践に対するアドバイスや指導を考え、適切で具体的な方法の提案につながる検討ができていること、運動やスポーツを実践する団体等の運営について、諸課題を理解し、解決策の提案につながる検討ができていること、地域での活動において運動・スポーツをテーマにしたイベント等の企画や運営に寄与できるような検討ができていることを合格の基準とします。
・方法
授業の出席、レポート・感想文の提出等(50点)、グループ内で計画案作成と運動指導プログラム等の作成(30点)活動場面における実践力(20点)を基準として評価する。
【テキスト・参考書】
特に指定しないが、対象となるフィールドに関する資料や、実践内容に関する資料を適宜配布する。
【その他】
・学生へのメッセージ
生涯にわたって運動・スポーツを楽しむ環境づくりに寄与できるような関わりとなることを期待しています。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィスアワー」は、初回ガイダンス時にお知らせします。
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