【授業の目的】
山形市では平成25年度より『健康・学び・環境・産業が連携した「食育」と地産地消の推進』に関する活動を展開しています。将来、食育・地産地消を推進する役割を担うことのできる人材となるべく、山形市が実施している食育・地産地消の推進に関わる活動に対する理解を深めることを目的とする。これらの学びを通じて、地域課題を解決する実践力を学習する。
【授業の到達目標】
○山形市が行っている活動に対する理解を深めることができる。【知識・理解】 ○他者と協力して物事を進めることができる。【技能】 ○行事の適切な実施計画(含む予算案)を立てることができる。【技能】 ○大学での学びを現場の求めに応じて活かすことができる。【態度・習慣】 ○行動を正確に記録し、報告書を作成して改善点を具体的に明らかにできる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
食育、地産地消、郷土料理
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
これまで専門で学んできた知識・技能を地域課題の解決を目指して総合的に企画・運営・実行していく実践的な科目である。(地域教育文化学部のカリキュラム・ポリシー/ディプロマ・ポリシー)
【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう 03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに 12.つくる責任つかう責任 13.気候変動に具体的な対策を 14.海の豊かさを守ろう 15.陸の豊かさも守ろう
【授業計画】
・授業の方法
各グループでの活動となり、自ら学び、課題解決のための企画を実行する。最終的には報告書をまとめて報告する。
・日程
第1回 授業の履修確認。概要説明を含むオリエンテーション。 第2回 グループセッション 第3回 企画案発表・選考・実施組織編成・行動計画立案 第4回 実施要綱報告・質疑応答 第5~6回 イベント準備期間1 第7~8回 イベント準備期間2 第9回 中間報告・修正部分検討 第10~12回 地産地消PR品目を用いたレシピ作成 農畜産フェスティバル 第13~15回 山形市食育フェアへの参加、報告書の作成、報告会
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
○未知の事柄を積極的に調べる。 ○責任を持って役割を果たす。 ○全員が提出する最終報告書に記載する事項を、授業初めから記録する。30分
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
○学生責任者やパートリーダーへの進行状況報告はこまめに行う。 ○対応困難な事柄に遭遇したときには責任者・リーダー・指導教員へすぐに連絡する。
【成績の評価】
・基準
1.協働力・発想力・行動力・責任遂行能力 50% 2.客観的報告力・多面的情報処理能力・専門領域に関する知識と技術力 50%
・方法
1については、観察法。 2については、企画書・実施要綱・レポート2種(個人・各パート)
【テキスト・参考書】
参考書: 第2次山形市食育・地産地消推進計画 食育に関する書籍全般
【その他】
・学生へのメッセージ
食、食育、地産地消をキーワードとして様々な課題を発見し、それらを解決するための方法を考え、楽しく実施していきましょう。
・オフィス・アワー
空き時間には対応できます。事前にWebclassのメッセージからアポイントを取るようにしてください。 楠本健二(A7棟、4階、楠本研究室)
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