【授業の目的】
自分たちの身の回りにある「食」や「健康」に関する情報に目を向け、科学的な視点から考える。
【授業の到達目標】
自らの「食」と「健康」について考え、悪いところがあれば見直せる能力を習得する。【技能】 身の回りにある、情報を正しく判断できる能力を習得する。【技能】 食品成分について説明できる。【知識・理解】 得た知識を今後の生活で活用できる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
栄養と栄養素、機能性食品、フードファディズム、食事バランスガイド、食事摂取基準、科学的根拠に基づいた栄養学(EBN)
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
今後社会人として身に付けておかなければならない栄養と食について身近な話題から最新の話題まで幅広く紹介するものとなっている。(地域教育文化学部文化創生コースのカリキュラム・ポリシー)
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに 14.海の豊かさを守ろう 15.陸の豊かさも守ろう
【授業計画】
・授業の方法
黒板(ホワイトボード)またはパワーポイントを用いて講義を行う。コメントカードを紹介しながら質問に対応する。
・日程
1.オリエンテーション(自らの食生活を見直す) 2.栄養と栄養素 3.エネルギー産生栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)について 4.ビタミンとミネラルについて 5.「食」と「健康」に関する様々な情報につて 6. 我々はどれくらい食べたらよいのか? DRIsの総論 7. 我々はどれくらい食べたらよいのか? エネルギー代謝 8. 我々はどれくらい食べたらよいのか?たんぱく質 9. 我々はどれくらい食べたらよいのか?脂質 10. 我々はどれくらい食べたらよいのか?ビタミン・ミネラル 11.非栄養素と機能性食品について 12.プロバイオティクスについて 13.おいしさについて 14.「食」の安全と「食品」の安全を考える 15.試験とまとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
わからないところは質問するなど、積極的に授業へ参加してください。 身の回りの食と健康の話題について考える機会を作る。10分程度
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
"予習:事前にスライドを一読しておくと良い(10分程度) 復習:授業で進んだところを再度見直し、わからなかったところを自分で調べたり、質問してみる。(30分程度)"
【成績の評価】
・基準
試験、レポートと授業態度で総合的に評価する。 試験またはレポート(90%) 授業態度(10%)
・方法
試験と課題の提出(レポート) 授業中の態度、積極的な発言は観察法で評価する。
【テキスト・参考書】
各回の担当教員が使用するスライドやプリントなどを配布し、各回の担当教員が必要に応じてテキストや参考書を紹介します。参考書:栄養学、医学等に関する書籍全般
【その他】
・学生へのメッセージ
「食」や「健康」をテーマに科学的な切り口から、世の中を見ていくことになります。 巷で言われていることは、実際どうなのか?一緒に考えていきましょう。 積極的な授業への参加をお願いいたします。
・オフィス・アワー
空き時間には対応できます。事前にWebclassのメッセージからアポイントを取るようにしてください。 楠本健二(A7棟、4階、楠本研究室)
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