【授業の目的】
実験法、質問紙法、面接法、観察法、心理検査法,質的研究法など,心理学における基本的な研究方法について検討する。 研究を行う上での倫理について検討する。
【授業の到達目標】
心理学の研究を行う上での基本的な考え方について説明できる(知識・理解). 実験法、質問紙法、面接法、観察法、心理検査法,質的研究法など,心理学における基本的な研究方法について理解する(知識・理解)。 研究を行う上での倫理について理解する(知識・理解)。
【授業概要(キーワード)】
心理学研究法 質問紙法、面接法、観察法、心理検査法,質的研究法
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:76~100% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:76~100% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
専門科目 実験法、質問紙法、面接法、観察法、心理検査法,質的研究法など,心理学における基本的な研究方法について理解する。また研究を行う上での倫理について理解する。(公認心理師を取得するための科目(地域教育文化学部文化創生コースのカリキュラムポリシー)
【授業計画】
・授業の方法
授業は講義と演習によって進行する。基本的に毎回講義内容を理解するための課題を課す.受講者は課題に取り組んだ上で,次回講義の最初に行われる受講生による討論を通して,自らの理解を確認するといったサイクルを毎回繰り返しながら進行する。
・日程
1. そもそもなぜ心理学では研究を行うのかについて検討する。 2. 重要な変数(独立変数、従属変数、剰余変数)について検討する 3. 実験法(方法の種類や意義)について検討する。 4. 実験法(研究事例)について検討する。 5. 質問紙法(方法の種類や意義)について検討する。 6. 質問紙法(研究事例)について検討する。 7. 面接法(方法の種類や意義)について検討する。 8. 面接法(研究事例)について検討する。 9. 観察法(方法の種類や意義)について検討する。 10.観察法(研究事例)について検討する。 11.心理検査法(方法の種類や意義)について検討する。 12.心理検査法(研究事例)について検討する。 13.質的研究法(方法の種類や意義)について検討する。 14.質的研究法(研究事例)について検討する。 15.研究を行う上での倫理について検討する。 授業の進行状況によって,展開の順序などを入れ替える可能性がある. 本授業は、対面授業を基本としながら、オンデマンドなどを組みわ実施される。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
毎回の授業の内容を理解できているか確認するための課題を基本的に毎回課します。 また受講生は、毎回、発言や議論(あるいはメールによる討論等)が求められます。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
毎回の授業は前回の内容の理解が不可欠です。充分な学習時間の確保を心がけてください。
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標に従って,心理学の研究を行う上での基本的な考え方について説明できるか評価します.また実験法、質問紙法、面接法、観察法、心理検査法,質的研究法など,心理学における基本的な研究方法について理解しているか評価します.研究を行う上での倫理について理解しているか評価します.
・方法
レポート 50点(最終課題として,心理学研究のフィールド全体に関する基礎的知識や発想を運用できることを確認するためのものです。) 毎回の課題 50点(主として心理学研究法に関する基礎的知識について,毎回の授業で確認します。)
【テキスト・参考書】
補訂版 心理学研究法 高野陽太郎・岡隆 編著 有斐閣アルマ
また必要に応じて資料を配付します。 参考書 心理学研究法1-17 東京大学出版会
【その他】
・学生へのメッセージ
毎回の授業は前回の内容の理解が不可欠です。充分な学習時間の確保を心がけてください。 このシラバスは,対面授業を前提に作成されていますが,コロナ等の感染状況によっては,オンライン授業などに切り替わる可能性があります.どちらにしてもウエッブクラスでご連絡することになりますので,確認してください.
・オフィス・アワー
授業時間以外に学生の質問に答えるオフィスアワーを実施します.詳細などは,授業中に説明します.なお会議や出張などで不在になることもありますので,確実に面談したい場合は事前に予約をお願いします.
|