地域スポーツ実技(夏季スポーツ)
 Camping
 担当教員:笹瀬 雅史(SASASE Masasi)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:実技
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
テント生活や登山などの野外活動を通して生活技術と行動技術の基礎を体験学習することが目的である。
(1)本講義の内容を理解するため、地域スポーツ実技(夏季スポーツ)の仕組みについての基本的な知識を得ることを目的とする。(2)様々な領域(学校、地域、公共・商業スポーツ施設やプロスポーツ等)で展開されるスポーツ現象について、地域スポーツ実技(夏季スポーツ)的な視点で捉え、理解や考察を深めることを目的とする。

【授業の到達目標】
キャンプ生活や登山などの野外活動を通して生活技術と行動技術の基礎的な知識と行動能力を身につける。
(1)地域スポーツ実技(夏季スポーツ)の基本構造が説明でき、それらを各領域で応用して考えることができる。【知識・理解】
(2)地域スポーツ実技(夏季スポーツ)的な視点でスポーツを捉えて、それついて考察・討議することができる。【知識・理解】【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
自然、野外、登山、キャンプ

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:51~75%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は、体育・スポーツ現象について、地域スポーツ実技(夏季スポーツ)的な観点から論理的に分析し、改善案を提案する力を身につけるために編成される科目である(地域教育文化学部地域教育文化学科カリキュラム・ポリシー)

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう

【授業計画】
・授業の方法
野外活動に関する基礎的な知識理論と技術の学習を、野外実習で行う。
1)地域スポーツ実技(夏季スポーツ)の構造、及び様々な領域におけるその実践的なあり方を説明し問いかけます。2)テキストや補足部分のPowerPoint資料、配付資料により授業を進めます。3)教員からの一方通行の授業形式でなく、学生への問い・発表・討議によって授業を進めます。
・日程
オリエンテーション(6月頃に行う予定である。)1 参加者の把握、計画の概要と今後の進め方。
準備(6~7月に行う予定である。)2 役割分担と仕事の進め方  3 装備、物品の準備と確認
野外実習(6~9月の期間に行う予定である)
4 装備物品の確認と搬入   5 渉外と買いだし  6 テント設営
7 炊事・朝 8 炊事・夜 9 野外行動 10 野外行動 11 野外行動
12 野外行動  13 野外行動 14 撤収と搬出 15 片付けとまとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業に必要な事前準備を行うこと。説明、内容を理解しつつ安全性に注意して行動学習すること。PowerPoint資料の一部も配付予定ですので、教員の口頭による説明や指示を追記してノート代わりにすると後で見返すこともでき参考となります。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業で取り扱ったトピックスについて、インターネットや図書文献、映像をもとに学習する。メディアの情報や自分の体験から、野外スポーツについて考えておく。体調管理・体力を整えておくこと。用具物品の確認をしておくこと。
本授業科目では以下の課題を課します。授業外における以下の予習・復習等の自主的な学修に取り組んでください。
1)準備学修に必要な学修時間の目安は以下の通りです。 【2】時間/週
2)授業当日までに、テキストの該当箇所を事前に読んでおいてください。
3)授業中に取り組む問題で解答を間違えた箇所については、授業中・後に確認する等のリフレクションが重要となります。4)グループワークの機会もありますので、必要に応じて事前に集まり、グループ課題(発表資料)の作成に積極的に関わってください。5)授業で習った内容に関連する事を自ら図書館やインターネット等で自分なりに調べて、さらに理解を深める努力が不可欠です。

【成績の評価】
・基準
野外における生活技術、行動技術、集団行動を参加態度と平常点により評価を行う。野外における生活技術、行動技術の基礎的な知識理論と行動能力を身につけることが合格の基準です。
1)まずは、授業の到達目標で示した地域スポーツ実技(夏季スポーツ)の基本構造が適切に説明できることを合格の基準とします。 2)次に、授業の到達目標で示した、地域スポーツ実技(夏季スポーツ)的な視点でスポーツを捉えることができ、各領域でのそのことについて深く考察(論述)し、また討議にも積極的・能動的に参画できていることが合格の基準です。
・方法
講義・準備・片付けなど学内での参加態度(30%)と実地における行動、参加態度(70%)等による。

【テキスト・参考書】
使用しない。図書館にある登山関係図書など野外活動に関する文献が参考になる。

【その他】
・学生へのメッセージ
必要な用具・物品はオリエンテーション時に説明する。事前に装備・用具の確認をしておくこと。
・オフィス・アワー
昼休み時(12時~13時)や16時20分~17時。また在室時は対応できる場合があります。

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