【授業の目的】
「スポーツと健康」、「アスリートの外傷・障害」とその管理について実技や演習を交えながら講義する。
【授業の到達目標】
健康づくりの考え方を理解し、実践できる。 アスリートの外傷・障害について予防と処置の両面から理解し、方法を実践できる。 コンディショニングに必要な知識・技術を活用することができる。
【授業概要(キーワード)】
アスリート、スポーツ傷害、健康づくり
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
本授業は、文化創生コースの選択科目であり、将来スポーツ指導者を目指すものや、現在実践しているものにとって役に立つ知識・技術の修得を目指すものである(地域教育文化学部文化創生コースのディプロマ・ポリシー)。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
講義と合わせて、演習や実技を交えることで、知識の定着をはかるとともに、技術を身に付けていく。
・日程
第1回:健康づくり概論・我が国のヘルスプロモーション(講義) 第2回:健康づくりの運動プログラム(講義) 第3回:健康づくりのための運動の実際(実技) 第4回:スポーツ活動中に多いケガや病気(講義) 第5回:アスリートの健康管理(講義) 第6回:アスリートの内科的障害(講義) 第7回:運動器の機能解剖(下肢)(演習) 第8回:運動器の機能解剖(上肢・体幹部)(演習) 第9回:ストレッチングの理論と実際(講義と実技) 第10回:アスリートの外傷・障害と対策(応急処置)(講義と実技) 第11回:スポーツ傷害の予防〜スポーツマッサージ〜(講義と実技) 第12回:スポーツ傷害の予防〜固定を目的としたテーピング〜(講義と実技) 第13回:スポーツ傷害の予防〜機能サポートを目的としたテーピング〜(講義と実技) 第14回:アスレティックリハビリテーションとトレーニング計画 第15回:授業のまとめ及び学習内容に関する試験(テスト)
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
基本となる用語をきちんと整理した上で、仕組みや内容をよく理解し、演習や実技に取り組むこと。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
講義で扱った内容についてしっかり復習すること。理論と実践を結びつけることが重要な内容なので、実践時にも講義の内容を実際に活かしたり、、日頃のスポーツ活動と組み合わせて学習を進めてほしい。
【成績の評価】
・基準
健康づくりの考え方を理解し、実践できること、アスリートの外傷・障害について予防と処置の両面から理解し、方法を実践できること、コンディショニングに必要な知識・技術を活用することができることを合格の基準とする。
・方法
最終回における試験の結果(40%)を基に判定を行う。実技テスト(30%)、レポート(30%)の結果と合わせて総合的に判定する。
【テキスト・参考書】
授業時に配布するプリントやスライド等を活用して授業を進める。参考書は必要に応じて紹介する。
【その他】
・学生へのメッセージ
スポーツを指導する上で知っておくべき内容、知っていると役に立つ内容を扱います。積極的に授業に参加すること。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」は渡邉研究室(地教3号館4階)において、原則、水曜日9:00〜10:00とするが、これに限らず在室している時は随時対応する。
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