衛生・公衆衛生学
 Public Health
 担当教員:新井 猛浩(ARAI Takehiro)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
地域社会の組織的な努力によって疾病を予防し、寿命の延長を図り、身体的ならびに精神的能力を増進するための技術と科学について解説します。

【授業の到達目標】
環境衛生の改善、感染症の予防、疾病の早期判断と治療のための医療と看護サービスの組織化、健康教育、健康を維持するうえで必要な社会制度などについて説明できる。

【授業概要(キーワード)】
健康の保持増進、疾病の予防、保健行動

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
公衆衛生活動の理論的根拠となる内容について考察し、学際的な学びを基盤とした心身の健康、スポーツ分野における地域の課題を解決するための実践的能力を身につけます。
専門科目 (教員免許 必修)教科(衛生・公衆衛生)

【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう
03.すべての人に健康と福祉を
06.安全な水とトイレを世界中に
10.人や国の不平等をなくそう
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を

【授業計画】
・授業の方法
テキスト、配付資料、スライドなどを使用して講義します。また、ディスカッションやグループワークも適宜取り入れます。
・日程
1.公衆衛生の意義
2.人口と公衆衛生
3.保健統計
4.疫学
5.保健行政
6.母子保健
7.学校保健
8.感染症対策
9.精神保健
10.生活習慣と健康
11.歯および口腔保健
12.健康行動科学
13.ヘルスリテラシー
14.環境と健康
15.まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
講義内容を配付資料やノートに記述してください。また、授業中に課題を指示することがあるので、その指示に沿って作業してください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
テキストの該当部分を60分程度復習してください。特に、図表については数値等をしっかり確認するようにしてください。

【成績の評価】
・基準
公衆衛生の基礎的な事項を適切に説明できることを合格の基準とします。
・方法
提出物と学期末に課すレポートで評価します。配点は提出物3割、レポート7割とします。

【テキスト・参考書】
<テキスト>柳川洋ほか:「社会・環境と健康 公衆衛生学 2024年版」、医歯薬出版株式会社

【その他】
・学生へのメッセージ
みんなの健康をみんなで守るための社会のしくみについて考えます。
・オフィス・アワー
授業時間外の質問等には火曜と水曜のお昼休み(12時から13時まで)に研究室で対応します。

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