発声を中心に授業を展開し、よく響きあう音（声）作りを目標とする。
また、無伴奏合唱作品を取り上げ、混声四部合唱の基礎を研究する。

① 合唱基礎で培った発声法、呼吸法を土台として、さらによく響きあう音作りを行うことができる。【技能】
② 言語・様式感の異なる邦人合唱作品、中世及びバロック期の合唱作品、モーツァルトの合唱作品及びブラームスの合唱作品を歌い分けることができる。【技能】
③ 日本の伝統的な歌唱法と西洋の歌唱法との比較検討を行うことによって、歌唱法を対比できる。【知識・理解】

ハーモニー，呼吸，発声

D-1．演習、実習、実験等を行う機会がある。：1～25％
D-2．事前学習（下調べ、調査等含む）で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。：1～25％
D-3．習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。：51～75％

地域文化創生のために必要な芸術文化に関する専門的知識や技能を身に着ける科目である。この授業は文化創生コースの専門科目であり、教員の免許取得のための選択科目である（地域教育文化学部地域教育文化学科のカリキュラム・ポリシー）。

04.質の高い教育をみんなに
17.パートナーシップで目標を達成しよう

①基本的な歌唱法を学び、合唱を通してアンサンブル能力を高める。
②対面形式でパート練習および分唱を試み、合唱としてまとめ上げる。状況に応じて個人練習とする場合もある。

第１回：オリエンテーション
日本の伝統音楽の歌唱について学ぶ。また日本語歌唱についての課題についても併せて学習する。邦人合唱作品(三善晃・信長高富などの作品)の演奏を通して【発声・声作り】を学ぶ。
第２回：邦人合唱作品(三善晃・信長高富などの作品)の演奏を通して【発声・ハーモニー】を学ぶ。
第３回：邦人合唱作品(三善晃・信長高富などの作品)の演奏を通して【発音のポイント】を学ぶ。
第４回：小学校における合唱作品(NHK学校音楽コンクール小学校課題曲)について音楽作り及び指導法を実践的に学ぶ。
第５回：中学校における合唱作品(NHK学校音楽コンクール中学校課題曲)について音楽作り及び指導法を実践的に学ぶ。
第６回：高等学校における合唱作品(NHK学校音楽コンクール高等学校課題曲)について音楽作り及び指導法を実践的に学ぶ。
第７回：ルネサンス・バロック期の合唱作品(パレストリーナ)を取り上げ、ハーモニー作りを実践的に学ぶ。
第８回：ルネサンス・バロック期の合唱作品(モンテヴェルディ)を取り上げ、ハーモニー作りを実践的に学ぶ。
第９回：アカペラ合唱作品を取り上げ、ハーモニー作りを実践的に学ぶ。(ルネサンス・バロック期の合唱作品)
第10回：ヘンデルの合唱作品を取り上げ、混声合唱のハーモニー作りを学ぶ。
第11回：ヘンデルの合唱作品を取り上げ、混声合唱のハーモニー作りとバロック時代の様式感を学ぶ。
第12回：J.S.バッハの合唱作品を取り上げ、混声合唱のハーモニー作りを学ぶ。
第13回：J.S.バッハの合唱作品を取り上げ、混声合唱のハーモニー作りとバロック時代の様式感を学ぶ。
第14回：ブラームスの合唱作品を取り上げ、ドイツ語の発音、様式感を学ぶ。
第15回：ブラームスの合唱作品を取り上げ、ドイツ語の発音、様式感を学ぶ。

考え方や身体の柔軟性が重要なポイントです。受講生一人一人が積極的に授業に臨んでください。
準備学修に必要な学修時間の目安は以下のとおりです。
３時間／週 　大学院設置基準で，１単位の授業科目は４５時間の学修を
必要とする内容をもって構成することが標準と定められています。

授業時間以外に、個人練習及びグループ練習など、工夫した自主的な練習が大切です。
準備学修に必要な学修時間の目安は以下のとおりです。
３時間／週 　大学設置基準で，１単位の授業科目は４５時間の学修を
必要とする内容をもって構成することが標準と定められています。

以下の評価の観点に則り、提出レポートの内容などを踏まえて総合的に判断し、複数教員によって評価する。
　①全体授業での方向性を理解し努力したか。
　②内容に対する理解や工夫が見られたか。
　③授業に積極的であったか。

学期末のレポート60点提出、平常点40点の合計100点満点で評価する。

テキストについては、適宜配布または準備を指示する。

現在の自分の殻を破り、新しい可能性を見つけることができます。

オフィスアワーは昼休みに行います。事前に予約をお願いします。