【授業の目的】
舞踊の特性や歴史、多様な舞踊を知り、いくつかの舞踊については体験し特性を味わう。
【授業の到達目標】
1.舞踊の歴史、様々な形態や特徴についての知識を得る。 2.ダンスの活動を通して自分の身体のほぐし方、様々な動かし方を獲得する。 3.リズムダンス、社交ダンス、創作ダンスなどの動きの特徴を知り、体験を通して簡単な基本運動については行えるようになる。
【授業概要(キーワード)】
舞踊、ダンス、舞踊の歴史、生涯スポーツ
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
この授業は、ダンス・舞踊を理論と実技の両面から学び、身体表現としての特性を理解しつつ、実践力をも養うものであって、実技科目の一つである(地域教育文化学部文化創生コースのカリキュラム・ポリシー)。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
授業の半分は講義であり、プリント等を用いて教室で行う。また半分は実技であり、体育館で運動を行う。
・日程
1.舞踊の歴史(宮廷バレエからクラシックバレエ、モダンダンスの発生) 2.多様な舞踊形式と舞踊の実際(民俗舞踊、伝統舞踊、劇場舞踊) 3.舞踊の教育、福祉分野への応用 4.ストレッチ及びヨガ 5.舞踊の基本運動①(ダンスウォーク、ツーステップ、スイングの動き) 6.舞踊の基本動作②(様々なジャンプ、回転系の動き) 7.リズムダンス①(リズムの取り方、アップとダウンの動き、オリジナルの動きをつなげて) 8.リズムダンス②(リズムの崩し、ヒップホップの基本動作及びレパートリー) 9.リズムダンス③(様々な音楽構成に合わせて、グループでのレパートリー) 10.社交ダンスージルバ①-(リードとフォロー、ベーシック、ライトトゥーレフト) 11.社交ダンスージルバ②-(クレイドル、アメリカンスピン、ジルバウォーク) 12.創作ダンス①(氷の彫刻、2人組の即興、デフォルメ) 13.創作ダンス②(ストーリー性のある展開、空間構成の工夫) 14.創作ダンス③(グループ創作) 15.発表会及び実技試験
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
受講に際しては、実技においては運動にふさわしい服装で受講すること。積極的に授業に参加することを希望する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
短期日で様々な身体の動かし方を学ぶことになるので、資料などを参考に、定着に努める。 また、グループでの創作を行うのでメンバー相互の連携をしっかり行う。
【成績の評価】
・基準
舞踊の基礎的な知識を適切に説明できるとともに、様々な身体の動かし方、基本的な運動を行えることを合格の基準とする
・方法
実技試験(授業の参加態度40%、技能の習熟度30%、作品発表30%を総合的に評価する)
【テキスト・参考書】
〔テキスト〕 適宜プリントを配布する
〔参考書〕 ・舞踊教育研究会編,「舞踊学講義」,大修館書店,1991年. ・日本学術会議文化人類学・民俗学研究連絡員会編,「舞踊と身体表現」,日本学術協力財団,2005年. ・ジェラルド・ジョナス著,山口順子訳「世界のダンス―民族の踊り,その歴史と文化」,大修館書店,2000年.
【その他】
・学生へのメッセージ
また、担当教員は非常勤講師ですので授業時以外は不在となります。問い合わせは下記窓口教員にお願いします。
・オフィス・アワー
窓口:小松恒誠 「オフィス・アワー」は原則として水曜日の昼休み(12:10~12:50)に小松研究室(地域教育文化学部3号館6階)おいて設ける。これに限らず在室している時は随時対応する。
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