体育スポーツ実技(水泳・アクアスポーツ)
 Sports Skills(Swimming・Aquasports)
 担当教員:清水 香(SHIMIZU Kaori)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:実技
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
保健体育教員として必要な水泳(クロール,平泳ぎ,背泳ぎ,バタフライ等)の基本的技術を習得するとともに,水泳競技のルールについても学習する.また,これらの学修を通じて,水泳活動の意義について学習し,活動を実施する際の安全管理体制についても理解を深めることで,水中環境に対する視野を広げる.

【授業の到達目標】
クロール,平泳ぎ,背泳ぎ,バタフライの4泳法および安全確保など水泳活動全般に関わる基本技術について説明できる.【知識・理解】
実技指導に必要な泳力を身につける.【技能】
対象に応じた指導上の配慮ができる.【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
水泳,安全確保,日本泳法,近代泳法

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は,近代泳法(クロール,平泳ぎ,背泳ぎ,バタフライ)とアクアスポーツに関する理論学習と実践能力の向上を図るものである.

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
水泳・アクアスポーツに関する基礎的な知識や技術を学習しながら,プールにて実技を行う.
・日程
本授業は,前期授業終了後の夏休み(8月上旬)に山形市総合スポーツセンターにおいて集中講義として実施する.

事前ガイダンス(7月上旬に実施予定)
 ガイダンスに参加しない学生は履修することができないので注意すること

第1回〜第3回
 安全に水泳を行うためのルールやマナーの理解
 救助法の基礎
 水泳のレクリエーションゲームの紹介
 水泳の技術習得(クロール),クロールの指導法
第4回〜第6回
 水泳の技術習得(平泳ぎ),平泳ぎの指導法
第7回〜第9回
 水泳の技術習得(背泳ぎ),背泳ぎの指導法
第10回〜第12回
 水泳の技術習得(バタフライ),バタフライの指導法
第13回〜第14回
 水泳の技術習得(立ち泳ぎ,横泳ぎ)
第15回
 4泳法のまとめ,テスト

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業毎の技術的課題の提示と実技により,水泳技術の習得と安全確保の方法を身につける.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
自分の心身の健康状態を把握し,体調管理に努める.
ネットやメディアの情報や,自身の体験から,水泳・アクアスポーツについて考えておく.
資料や映像を参考に,水泳のマナーやルールの理解に努める.

【成績の評価】
・基準
1)クロール,平泳ぎ,背泳ぎ,バタフライの4泳法,安全確保などの水泳活動全般に関わる基本技術の習得によって,安全確保と水泳能力を身につけていること.
2)指導者として,他者と積極的にコミュニケーションを図り,意欲的に授業に参加できていること.
上記2点から総合的に評価する.
・方法
授業への参加態度・意欲(60%),技能到達度(40%)により評価する.

【テキスト・参考書】
事前のテキスト・参考書として個別に指定するものはないが,必要な資料やプリントを授業ごとに配布して紹介する.

【その他】
・学生へのメッセージ
水泳が得意でも苦手でも,指導者になりたいという熱意があれば,ぜひ積極的に参加してください.指導者に必要なのは技術だけではありません.周囲とコミュニケーションをとりながら,楽しく,水泳・アクアスポーツに関する知識や技術を身につけましょう.
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」の場所と時間は,初回ガイダンス時に伝える.

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