体育スポーツ実技(武道・陸上競技・体操)
 Sports Skills (Budo,Athletics,Exercise)
 担当教員:渡邉 信晃(WATANABE Nobuaki),竹田 隆一(TAKEDA Ryuichi),柳川 郁生(YANAGAWA Ikuo)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:実技
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
・武道、陸上競技、体操(体つくり運動・器械運動)の実技に取り組みながら、専門用語およびルール、競技特性について理解し、それぞれの技能を習得し、指導するための実践能力を身につける。

【授業の到達目標】
・武道、陸上競技、体操(体つくり運動・器械運動)の実技に取り組みながら、専門用語およびルール、競技特性について理解し、説明できる。
・武道、陸上競技、体操(体つくり運動・器械運動)の技能を習得し、それぞれの種目を指導することができる。

【授業概要(キーワード)】
武道、陸上競技、体操(体つくり運動・器械運動)、実技、技能、理論

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%

【科目の位置付け】
本授業は、文化創生コース内の専門科目として中学・高等学校教諭免許状(保健体育)を取得するために必要な必修科目である。学校体育や課外活動、スポーツクラブ等においてスポーツを指導する際に必要となる理論と技能を身につけ、教育課題に取り組むことができる態度を身につけるために編成された科目である。


【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
・武道、陸上競技、体操(体つくり運動・器械運動)の実技を各10回行なう。
・各種目における基本的な技術の習得から実践へと授業を展開する。
・審判法や試合の運営、演技構成について学習する。
・授業における実践記録ノートを作成し、各種目に対する理解を深める。
・具体的なスケジュールはWebClassに提示すると共に,第1回の授業時に説明する。
・日程
武道(第1〜10回)【竹田】
第1回:武道(柔道、剣道、弓道など)の歴史、運動特性(講義)
第2回:木刀を使っての基本形 1(1本目から4本目)(実技)
第3回:     〃     2(5本目から6本目)(実技)
第4回:防具をつけての基本形(木刀の基本形を防具をつけておこなう)(実技)
第5回:防具をつけての技の練習 1(仕掛け技)(実技)
第6回:     〃      2(応じ技)(実技)
第7回:技の練習(打ち込み稽古を中心におこなう)(実技)
第8回:対人技能の練習(互角稽古を中心におこなう。)(実技)
第9回:試合法・審判法 1(審判の所作・宣告の仕方を中心におこなう。)(実技)
第10回:総合練習(トーナメント試合をおこない、総合的に学習する。)(実技)

陸上競技(第11〜20回)【渡邉】
第11回:短距離走の基礎(動きづくり、スタートダッシュの技術)(実技)
第12回:リレーの基礎(様々なバトンパスの技術)(実技)
第13回:ハードル走の基礎(動きづくりとアプローチ走)(実技)
第14回:走り幅跳びの基礎(踏み切り動作、空中動作、着地動作)(実技)
第15回:走り高跳びの基礎(はさみ跳びから背面跳びへの展開)(実技)
第16回:砲丸投げの基礎(砲丸やメディシンボールを使った投てきの動きづくり)(実技)
第17回: ジャベリックスローの基礎(ターボジャブ、ジャベリックボール)(実技)
第18回:長距離走の基礎(ペース走やインターバル走の実際)(実技)
第19回:記録会(走・跳・投種目の記録会とその運営)(実技)
第20回:陸上競技の歴史とルール(講義)

体操(体つくり運動・器械運動)(第21〜30回)【柳川】
第21回:体操への導入的運動と安全への意識付け(実技)
第22回:伝承遊び、跳び箱運動;開脚跳びと抱え込み飛び(実技)
第23回:伝承遊びの工夫と実践、跳び箱運動;回転系への課題、マット運動;導入的運動と按転技群(実技)
第24回:ペアでの運動、マット運動;按転技群の練習(実技)
第25回:ペアおよび3人での運動、マット運動;ほん転技群への導入(実技)
第26回:2-4人での運動、マット運動;ほん転技群の練習と巧技系(実技)
第27回:短なわを用いた運動、鉄棒運動への導入(実技)
第28回:短なわを用いた運動の工夫、鉄棒運動;支持系の基本技(実技)
第29回:長なわを用いた運動、鉄棒運動;懸垂系の基本的な技(実技)
第30回:全体の総括と演技(実技)

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
剣道、陸上競技、器械運動の技術について、どのような構造になっているか理解し、できるように努力する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
時間外でも技術に関する動きの練習をする。歴史や、最近の大会等の事情に関心をもつ。

【成績の評価】
・基準
武道、陸上競技、体操(体つくり運動・機械体操)技能を身につけ、指導できることを合格の基準とします。
武道、陸上競技、体操(体つくり運動・機械体操)の専門用語及びルールを説明できることを合格の基準とします。
・方法
・専門用語およびルール、競技特性の理解度(30%)
・実技テストの結果を含む技能習熟度(40%)
・授業への参加意欲と態度(30%)

【テキスト・参考書】
参考書:『わざの伝承』:金子明友、明和出版、2002年
参考書:『マイネル スポーツ運動学』金子明友、大修館書店、1981年

【その他】
・学生へのメッセージ
武道、陸上競技、体操(体つくり運動・器械運動)、それぞれの基本的な動きに興味をもち、技術を習得することによって、運動に親しみをもつ。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」は,それぞれの担当教員の最初の授業時に示しますが,授業全般については渡邉研究室(地教3号館4階)で火曜日13:00〜14:00とします。



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