キャリア教育
 Career Strategies
 担当教員:土井 敬真(DOI Hiromasa),松坂 暢浩(MATSUZAKA Nobuhiro),滝澤 匡(TAKIZAWA, Tadashi)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
将来的な視野に立った職業観の形成とコミュニケーション能力の養成を目的とする。

【授業の到達目標】
(1)卒業後に社会人として活躍するイメージを持ち、様々な人と人との関わりの中でキャリアを形成していくための基礎的なコミュニケーション能力を身に付けることができる。【態度・習慣】
(2)キャリアデザインの考え方や具体的な職業観を探りながら、自分自身の将来像についてシミュレーションを行うことができる。【態度・習慣】
(3)実務経験のある講師陣から、職業人としてのキャリアや職業の在り方についての指導を受けながら、グループ討論を通して、自らの職業イメージとの相違を明らかにし、幅広く開かれた職業イメージを形成できる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
キャリアデザイン、コミュニケーション能力、職業理解、就職活動

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:76~100%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:26~50%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この授業は、キャリアデザインについて様々な視点から学習することで、幅広い知識と能力を習得し、キャリアを形成するための基礎的なコミュニケーション能力を見つけるものである(地域教育文化学部のディプロマ・ポリシー)。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
08.働きがいも経済成長も

【授業計画】
・授業の方法
ガイダンスやキャリアデザイン講座で得た基礎的なコミュニケーション能力を応用し、実務経験のある講師陣との対話を交えながら進行する。専門分野に関して自らが考えるキャリアのイメージを描きながら、他分野の専門分野に関しては、パートナーシップとして仕事をする場合を想定したシミュレーションを行う。更に職務内容、キャリア形成過程の違いなどについて概要を把握する。以上のような取組みを経ながら、社会人として主体的に仕事を捉え、キャリアをデザインしながら活躍できる資質を育成する。
・日程
開講日:木曜日,3-4校時
キャリアサポートセンターと学部教員による講義の他、医療法人理事、コーディネーター、トレーナー、美術館学芸員、商店代表取締役社長等の外部講師による講演を7回行なう。

1回 ガイダンス (土井)
2回 キャリアデザイン講座① (土井、松坂)
3回 学部教員による講演①(土井、他)
4回 外部講師による講演①
5回 外部講師による講演②
6回 学部教員による講演② (土井、他)
7回 外部講師による講演③
8回 キャリアデザイン講座② (土井、松坂)
9回 外部講師による講演④
10回 外部講師による講演⑤
11回 学部教員による講演③ (土井、他)
12回 外部講師による講演⑥
13回 外部講師による講演⑦
14回 キャリアデザイン講座③ (土井、松坂)
15回 発表・まとめ(土井、松坂)

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業を通して主体的な参加を期待する。また外部講師が担当することが多いので、挨拶や聞く際の態度など基本的なマナーを守ること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
「振り返りシート」の記入を通して授業の振り返りやこれからの生活の中でどう生かしていくかを考えること。またより理解を深めるために、レポートやグループで取り組む課題を指示する。

【成績の評価】
・基準
学びや気づきを振り返る為の時間を大切にしながら、積極的に参加する姿勢や態度を総合的に評価する。卒業後に社会人として活躍するイメージを持ちながら、キャリア形成のための基礎的なコミュニケーション能力を身に付け、幅広い視野を持って自らのキャリアデザインを描くことができることが合格の基準です。 
・方法
①毎回授業終了後に提出頂く「振り返りシート」(1回5点×14回=70点)、②課題レポート(1回5点×2回=10点)、③評価点(成果発表)(20点)

【テキスト・参考書】
テキストは使用しない、授業のトピックスに応じて適宜プリントを配布します。図書館にキャリア教育に関する参考文献があります。

【その他】
・学生へのメッセージ
・共通科目「キャリアデザイン」の中で開講している、『自己理解(キャリアデザイン)』、『社会理解(キャリアデザイン)』(松坂教授担当)も合わせて受講することを勧める。
・進路に関する相談などある場合小白川キャリアサポートセンター(学生・キャリア支援課)へ。センター内には、将来に役に立つ書籍や各種セミナーDVD、求人情報など沢山の様々な情報があります。(一部貸し出しも可能です。)
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」については授業の開始時点で、担当の教員から説明があります。
なお会議や出張等で不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は事前に予約をお願いします。連絡先等詳しくは、初回の授業でお知らせします。

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