生涯スポーツ実技(ラケット・バット・レクリエーションスポーツ)
 Sports Skills(Recreational Sport,Golf,Tennis)
 担当教員:笹瀬 雅史(SASASE Masasi),天野 和彦(AMANO Kazuhiko),沼田 尚(NUMATA Hisashi)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:実技
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
生涯スポーツに繋がる種目群(レクリエーションスポーツ種目、ゴルフ型種目、テニス型種目)について、基礎技術と方法の習得を目的とする。
(1)本講義の授業内容を理解するため、まずは、生涯スポーツ実技(ラケット・バット・レクリエーションスポーツ)の基本的な構造(仕組みやシステム)についての基本的な知識を得ることを目的とする。
(2)次に、様々な領域(学校、地域、公共・商業スポーツ施設やプロスポーツ等)で展開されるスポーツ現象について、生涯スポーツ実技(ラケット・バット・レクリエーションスポーツ)の視点で捉え、またそのことについて理解や考察を深めることを目的とする。

【授業の到達目標】
スポーツの多様化が進む「生涯スポーツ社会」の時代に対応して、広く学校内外で継続して楽しめるレクリエーションスポーツ(ニュースポーツを含む)種目、ゴルフ種目、テニス種目を教材に取り上げて、ルールと技術、戦術について学習し、実技を通して、実践能力と問題解決策を提案する力を身につけるものである。
(1)生涯スポーツ実技(ラケット・バット・レクリエーションスポーツ)の基本構造が説明でき、それらを各領域で応用して考えることができる。【知識・理解】
(2)生涯スポーツ実技(ラケット・バット・レクリエーションスポーツ)な視点でスポーツを捉えることができ、そのことについて考察・討議することができる。【知識・理解】【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
生涯スポーツ、レクリエーションスポーツ、ゴルフ、テニス、実技、ルール

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:51~75%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は、生涯スポーツ実技の諸問題について論理的に分析し、その実践力と解決策を提案する力を身につけるものである。
 この授業は、体育・スポーツ現象について、生涯スポーツ実技(ラケット・バット・レクリエーションスポーツ)な観点から論理的に分析し、改善案を提案する力を身につけるために編成される科目である(地域教育文化学部地域教育文化学科カリキュラム・ポリシー)

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう

【授業計画】
・授業の方法
毎回、レクリエーションスポーツ種目、ゴルフ種目、テニス種目に関する基礎的な技術を学習しながら、ゲームを中心に実技にを行う。
1)生涯スポーツ実技(ラケット・バット・レクリエーションスポーツ)の構造、及びそれらを踏まえた様々な領域における生涯スポーツ実技(ラケット・バット・レクリエーションスポーツ)の実践的なあり方について説明し、問いかけます。
2)テキスト、テキストや補足部分のPowerPoint資料、配付補足資料等により授業を進めます。
3)教員からの一方通行の授業形式ではなく、学生への問い・発表・討議等によって授業を進めます。
・日程
第1回:オリエンテーション、生涯スポーツに繋がる種目群とその特性・考え方(実技)(笹瀬・天野・沼田)
第2回: レクリエーションスポーツ種目の特性と理解(ゴール型、ネット型)(実技)(2回~10回:笹瀬)
第3回:ゴール型1:フライングディスクとアルティメット型ゲーム(実技)
第4回:ゴール型2:ユニホック・ホッケー型のルールとゲーム(実技)
第5回:ゴール型3:フットサル、ソフトハンドボール(実技)
第6回:ネット型2:ソフトバレー、ビーチボールのルールとゲーム(実技)
第7回:ネット型1:インディアカ、セパタクロのルールとゲーム(実技)
第8回:ペタンクとボッチャ
第9回:綱引き、フラループ
第10回:キンボールのルールとゲーム、実技のまとめ(実技)
第11回:テニス型種目の種類、ルール・技術(実技)(11回~20回:天野)
第12回:グランドストローク基本練習(実技)
第13回:フォアハンド、バックハンドショット練習(実技)
第14回:ボレー技術の基本練習(実技)
第15回:ストロークとラリーの応用練習(実技)
第16回:サーブ、スマッシュの基本練習(実技)
第17回:簡易ダブルスゲームとルールの理解(実技)
第18回:審判法とゲームの運営方法(実技)
第19回:総合練習と戦術の理解(実技)
第20回:テニスのゲームとまとめ(実技)
第21回:ゴルフ型・ベースボール型種目の特性と理解(実技)(21回~30回:沼田)
第22回:ベースボール型1:フットベースボール、ハンドベースボールの技術とゲーム(実技)
第23回:ベースボール型2:ティーボールの技術とゲーム(実技)
第24回:ベースボール型3:ソフトボールの技術とゲーム(実技)
第25回:ベースボール型4:クリケット型ゲーム(実技)
第26回:ゴルフ型スポーツの種類、ルール・技術・マナー(実技)
第27回:導入:グリップ,スタンス,スイング(実技)
第28回:ゴルフ型1:グラウンドゴルフの技術とゲーム(実技)
第29回:ゴルフ型2:ターゲットバードゴルフの技術とゲーム(実技)
第30回:ゴルフ型3:ゴルフの技術と応用(実技)

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
毎回だれもが容易に楽しめる生涯スポーツを行う。各自の体力的、技術的な課題に積極的に取り組むことが望まれる。
1)指定テキストを準備し、事前に該当箇所を読んでおくと理解がより深まります。また授業時も重要箇所に印をつけるなどして活用してください。
2)PowerPoint資料の一部も配付予定ですので、教員の口頭による説明や指示などを追記するなどしてノート代わりにすると後で見返すこともでき参考となります。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業で取り扱ったトピックスなどについて、インターネットや図書文献、映像をもとに学習する。マスメディアでの情報や自分の体験から、レクリエーションスポーツ、テニス、ゴルフについて考えておくとよい。体調を整えておくこと。体調管理に注意すること。体調・体力を整えておくこと。ルール等を確認しておくとよい。
本授業科目では、以下の課題等を課します。単位制度の実質化のため、授業外における以下の予習・復習等の自主的な学修に取り組んでください。
1)準備学修に必要な学修時間の目安は以下の通りです。 【2】時間/週
2)授業当日までに、指定テキストの該当箇所を事前に読んでおくようにしてください。
3)授業中に取り組む問題で解答を間違えた箇所については、授業中・後に確認する等のリフレクションが重要となります。
4)グループワーク(その後発表→討議)の機会もありますので、必要に応じて事前に集まり、グループ課題(発表資料)の作成に積極的に関わってください。
5)授業で習った内容に関連する事を自ら図書館(参考書等)やインターネット等で自分なりに調べて、さらに理解を深める努力が不可欠です。

【成績の評価】
・基準
各種目のルール、技術内容、運動技能、コミュニケーション等を授業参加態度と平常点で評価する。生涯スポーツに関する種目について知識理論と基礎的な技術を身につけプレーできることが合格の基準です。
1)まずは、授業の到達目標で示した生涯スポーツ実技(ラケット・バット・レクリエーションスポーツ)の基本構造が適切に説明できることを合格の基準とします。
2)次に、授業の到達目標で示した、生涯スポーツ実技(ラケット・バット・レクリエーションスポーツ)な視点でスポーツを捉えることができ、各領域でのそのことについて深く考察(論述)し、また討議にも積極的・能動的に参画できていることが合格の基準です。
・方法
授業状況と平常点で評価する。技能習熟・パフォーマンス70%、態度意欲30%。

【テキスト・参考書】
使用しない。図書館にある図書やインターネット上にある情報、映像が参考になる。

【その他】
・学生へのメッセージ
屋内用・屋外用シューズ、運動に適した服装等を用意すること。
授業の進め方について、当初屋外での実施予定となっていても、雨天の場合またはグラウンドコンディションが悪い場合は、屋内にて行うことがあります(当日変更の場合が有ります)。
・オフィス・アワー
オリエンテーション時や毎回の授業の前後に相談してください。昼休み時(12時~13時)や16時20分~17時。また在室時は対応できる場合があります。

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