特別課題演習I
 Seminar for Special Challenges I
 担当教員:文化創生コース教員
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):公認心理師、管理栄養士、小中高教員、公的機関(行政、研究)などでの実務経験を生かして、心身の健康及び芸術文化に関する課題を学ぶ。
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
地域社会における諸問題に関心を持ち、所属研究室の専門分野・領域に関連する課題を設定した上で、専門的知識や技能を身につけることで、これらの課題を探究することを目的とする。

【授業の到達目標】
(1)問題課題を明確にできる。(2)自らが設定した課題に対して、主体的に取り組める。(3)課題に関する専門的知識や技能を習得できるようになる。(4)論理的思考力をもって課題を考察できる。(5)研究指導者や周囲の協力者などと協働することで、課題解決能力を高められる。(6)成果を記述・発表する表現力やプレゼンテーション能力を習得できる。

【授業概要(キーワード)】
心身健康支援、芸術文化創造、地域振興、地域デザイン、地域コーディネート、学生主体型授業

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
地域社会における諸課題について心身の健康及び芸術文化に関する観点から、主体的に探究し、地域のファシリテーターとして必要な知識や技能を習得することを目指すための文化創生コース発展・選択必修科目である(地域教育文化学部地域教育文化学科のカリキュラム・ポリシー)。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
11.住み続けられるまちづくりを

【授業計画】
・授業の方法
対面授業と遠隔授業の併用で実施する。特別課題演習の配属研究室において各指導教員から指導を受けながら、主体的かつ計画的に、1)仮説検証(実験や調査)、表現作品(デザインや造形物など)や表現実技(演舞や演奏など)などの課題設定に取り組む。2)その課題の発見過程、解決に取り組む過程または解決できた成果を、発表・プレゼンテーションする。
・日程
以下に、大まかな授業計画を示す。研究室配属(4月)、課題の設定(4~5月)、課題活動の実践(情報収集、文献輪読、資料検討、材料調達、製作、演奏、実験、調査など)(5~8月)、課題成果の報告・発表(7~8月)

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
準備学修に必要な学修時間の目安は1時間/週です。特別課題演習は、与えられた課題に取り組む学習とは異なり、自ら課題を設定して、実行・表現するため科目です。各所属研究室の計画に基づき、指導教員からの指導コミュニケーションを大切にして、研究室のメンバーと協調しながら、取り組むように心がけてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
研究・調査・制作・演奏などを実行する前に、十分に内容を検討し、無理の無い計画を立てて、遂行できるように準備してください。そのためにも、研究・制作の内容や予定を指導教員に十分説明し、アドバイスを受けながら進めてください。

【成績の評価】
・基準
1)「豊かな人間性と社会性」の観点から、配属研究室において、指導教員や周囲の協力者と協調しながら、主体的に実施計画を立て、それを実施していること、2)「専門分野の知識と技能」の観点から、調査とともに専門知識や技能を習得して、論理的に演習課題を正しく理解して解決に努力していること、3)「幅広い教養と汎用性」の観点から、適切な方法(手法や技法)で表現・発表すると同時に、他者に理解してもらえるように工夫していること。
・方法
 上記の評価基準に従って、課題に取り組む意欲や態度も加味しながら、実施過程における提出物および研究活動の成果を指導教員が総合的に評価します。また、専門分野によっては、指導教員以外の教員からも評価を受ける場合があります。100点を満点として60点以上を合格とします。

【テキスト・参考書】
指導教員が必要に応じて資料やプリントを指定・紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
特別課題演習Ⅰは指導教員の指導のもとで学生が主体的に遂行するものです。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」を設定します。日時等は、各指導教員から初回の授業の際に具体的に指示します。

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