【授業の目的】
日常生活において情報あるいはコンピュータとの関わりは増大しており、社会が求める情報科学やコンピュータおよび情報ネットワーク等に関する基本的な知識を身につけるために、情報科学における基本的な事項と情報化の理解を深めることを目的とする。
【授業の到達目標】
(1)情報の基本概念、情報理論、情報科学とコンピュータの関係、情報ネットワークの仕組みと活用事例などを説明し、記述できる。【知識・理解】 (2)コンピュータによる情報の取扱いとデータを適切に表現して分類することができる。【技能】 (3)情報化社会を支える情報科学の活用について、討議することができる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
コンピュータ、ネットワーク活用、ディジタル情報
【科目の位置付け】
この授業は、コンピュータやネットワーク技術の仕組みについてハードウェアの観点から論理的に分析し、解決策を提案する力を身につけるために編成される科目である(人文社会科学部人間文化コースのカリキュラム・ポリシー)。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう 12.つくる責任つかう責任
【授業計画】
・授業の方法
以下の内容について、講義します。教科書、講義スライド、補足資料等を用いて、解説します。
・日程
第1回 講義の概要 第2回~第14回 以下の内容を1回ないし2回で講義する。 コンピュータの歴史 情報と数値表現、情報理論 ハードウェア ソフトウェア(アルゴリズム) コンピュータと情報ネットワーク 広域通信網(WAN)の基本構成と通信技術 ローカルエリアネットワーク(LAN)構成と通信技術 インターネットとネットワークプロトコル マルチメディア通信の現状と課題 セキュリティ、ディジタル情報の保護 第15回 まとめ、試験
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
何がテーマとなっているのかを考えて授業に出席すること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
事前にテキストを読み、分からない専門用語を調べておくとよい。 毎回、授業の要点を説明するので、要点を中心に復習するとよい。
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標で示した3つの目標を達成できたことを合格の基準とします。主体的な参加の度合い、知識の修得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の修得の度合い(論理的思考力、文章表現力など)を、レポート、試験、平常点により評価する。
・方法
レポート20点、試験60点、平常点(授業への参加状況等)20点で評価します。
【テキスト・参考書】
必要な資料は随時配布する。参考書等は講義時に説明する。
【その他】
・学生へのメッセージ
日常生活において情報あるいはコンピュータとの関わりを考えながら、受講すると理解が深まります。
・オフィス・アワー
オフィス・アワーは、水曜日の12:00~13:00(本多薫研究室、3号館6階)です。それ以外の日でも相談を受け付けます。 確実に面談したい場合は電子メール等で事前の予約をお願いします。
|