【授業の目的】
人間とコンピュータの効率的な対話と、コンピュータの構造や仕組みへの理解を深めるため、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)の演習・実験とアプリケーション開発の初歩を学び、アイコンやメニューの配置などの画面設計、GUIアプリケーション作成の技法を修得することを目的とする。
【授業の到達目標】
(1)コンピュータの構造や仕組みを説明し、記述できる。【知識・理解】 (2)コンピュータ・プログラミングによるGUIアプリケーション・ソフトウェアを作成できる。【技能】 (3)人間とコンピュータの効率的な対話方法を提案したり、設計方針を討議できる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
人間と情報処理、アプリケーション、対話、学生主体型授業
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
この授業は、人間と機械との対話の問題についてシステム開発の観点から理解し、ユーザインタフェースを作成する力を身につけるために編成される科目である(人文社会科学部人間文化コースのカリキュラム・ポリシー)。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
【授業計画】
・授業の方法
Microsoft Office(MS-Excel等)に搭載されているVBA(Visual Basic for Applications)を用いて、GUIとアプリケーション開発の基礎を学びます。授業資料、講義スライド等を用いて、解説します。授業の実施形態は、対面を予定しています。
・日程
第1回 基礎演習の概要 第2回~第3回 マクロと自動処理 第4回~第10回 VBAの基本操作 第11回~第13回 総合演習(GUIとアプリケーション) 第14回 VBAの人間工学や心理学分野での実験やデータ処理への活用 第15回 まとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
積極的に課題に取り組み、分からないことは教員に質問したり、調べるなどしてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
・予習のあり方 処理方法・専門用語は、調べておくこと。 ・復習のあり方 理解できなかった事項は、文献等で調べるとともに質問すること。
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標で示した3つの目標を達成できたことを合格の基準とします。主体的な参加の度合い、知識の修得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の修得の度合い(論理的思考力、文章表現力など)を、平常点、課題レポートにより評価する。
・方法
課題レポート70点、平常点(授業への参加状況等)30点で評価します。
【テキスト・参考書】
テキストは使用しない。必要な資料は随時配布します。参考書は授業内で紹介します。
【その他】
・学生へのメッセージ
VBAは、人間工学や心理学などの実験やデータ処理に活用すると便利です。 コンピュータの初心者や苦手な方でも受講できるように配慮します。 認知情報科学プログラムの学生は受講してください。
・オフィス・アワー
オフィス・アワーは、水曜日の12:00~13:00(本多薫研究室、3号館6階)です。それ以外の日でも相談を受け付けます。 確実に面談したい場合は電子メール等で事前の予約をお願いします。
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