【授業の目的】
第四紀という時代の自然環境について多角的な視点から解説を行う。地球の仕組みやそこで起こる気候変動や地殻変動などさまざまな自然現象について説明します。授業理解を通して、身近にある自然環境を理解し、将来の地球環境変動についての知識や考えを身につけることが本授業の目的です。
【授業の到達目標】
1. 地球環境の基礎的知識を習得する【知識・理解】
2. 第四紀の環境復元について説明できる【知識・理解】
3. 身近にある自然環境、自然現象を説明できる【知識・理解】
【授業概要（キーワード）】
自然環境、第四紀、環境考古
【学生主体型授業（アクティブラーニング）について】
A-1．ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。：1～25％
B-1．学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。：1～25％
【科目の位置付け】
本授業は、対面で行い、地球環境を理解するための環境変動を中心にした授業です。
【SDGs（持続可能な開発目標）】
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
【授業計画】
・授業の方法
本授業は対面授業にて行い、授業内容はパワーポイントで作成したスライドを液晶プロジェクターにより提示します。
・日程
第１回：ガイダンス・授業の進め方
第２回：湖沼の成因と掘削
第３回：陸上環境
第４回：海洋環境
第５回：授業内試験（1）、講評
第６回：地殻変動
第７回：人間と環境
第８回：環境考古学１
第９回：環境考古学２
第１０回：授業内試験（2）、講評
第１１回：地球温暖化
第１２回：海水準変動
第１３回：環境問題
第１４回：地球環境の将来予測と対策
第１５回：最終試験とまとめ
上記の内容で進める予定ですが、内容や進度を一部変更する場合があります。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
図表等を提示して説明することが多くありますが、説明内容をノートに簡単にまとめることが理解を深めます。
・授業時間外学習（予習・復習）のアドバイス
最終試験に備えて、各回の授業内容を簡潔にまとめておくと理解が深まります。とくに図表について説明ができるようにしておくとよいです。
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標で示した内容について、受講者自身が適切に説明できたり、主体的に考察でき論述できていたりすることが合格の基準です。
・方法
平常点（30％）、授業内試験（40％）、最終試験（30％）
【テキスト・参考書】
指定するものはありませんが、授業時に適宜紹介します。
【その他】
・学生へのメッセージ
理系で難しいと思われる学問分野を学術論文等を読みながらわかりやすく解説していきます。
・オフィス・アワー
オフィス・アワーについては、第１回の授業時に提示します。
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