日本語教育学演習
 Seminar on Japanese Language Education
 担当教員:坂喜 美佳(SAKAKI Mika)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
日本語教育における教え方を学ぶ。外国語教授法の理解を深めるとともに、日本語教育における教室活動について考え、発表する。

【授業の到達目標】
外国語教授法の理論を理解し、説明・実演できるようになる。

【授業概要(キーワード)】
外国語教授法,コースデザイン,4技能の指導法

【科目の位置付け】
この授業は、日本語教育学の専門知を体系的に修得するために編成された科目である(人文社会科学部人間文化コースのカリキュラム・ポリシー)。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
・タスクシラバスによる指導案を作成し、実演する。
・授業日程は受講者の人数によって変更になる場合がある。
・日程
第1回 タスクシラバスについて(授業ガイダンス)
第2回 指導案作成の方法
第3回~第9回 「いろどり」を使った模擬授業の実演
第10回~第14回 「つなひろ」を使った模擬授業の実演
第15回 模擬授業の振り返り

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
発表者は、指導案を作成し、練習して授業に臨むこと。
発表者以外は、模擬授業を受けた後、積極的に発言・質問することを求める。
講義中は、内容をノートに筆記し、質問するなどして内容の理解に努める。
積極的に発言・質問し、グループワークに参加する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
準備学修として、授業前には各自模擬授業の準備を行うことを求める。授業後に講義内容を確認し、関連事項を自ら本やインターネットで調べ、理解を深めることを求める。
この準備学修に必要な学修時間の目安は4.5時間/週である。

【成績の評価】
・基準
外国語教授法を適切に理解して指導案を作成し、模擬授業ができることを合格の基準とする。
・方法
発表内容(20点)・発表指導案(20点)・期末レポート(30点)・授業内提出物(30点)で成績評価する。

【テキスト・参考書】
テキストは使用せず毎回必要な資料を配布する。
参考書:近藤有美ほか『日本語教育への道しるべ 第3巻 ことばの教え方を知る』凡人社(2017年刊)(1800円+税)

【その他】
・学生へのメッセージ
演習なので「日本語教育学概論」等を受講し、日本語教育学の基礎的な知識を持ち、内容を理解した上で受講すること。
授業内での積極的な発言・質問を期待する。
・オフィス・アワー
水曜日13:00~17:50の間、坂喜研究室(地教2号館5階539)において、質問等を受け付ける。
会議や出張等で不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は、事前に連絡すること。
連絡先は、初回の授業で知らせる。

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