専門英語演習(Japanese Studies)
 Seminar on English for Special Purposes (Japanese Studies)
 担当教員:生田 慶穂(IKUTA Yoshiho),加藤 健司(KATOU Kenji)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科人間文化コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
日本文学・日本文化に関する英語文献を読み解き、国際日本学の視点を学ぶ。

【授業の到達目標】
1. 英語文献にあらわれる専門用語や翻訳の背景を説明できる。【知識・理解】
2. 日本文学・日本文化を相対的にとらえ、論じることができる。【技能】

【授業概要(キーワード)】
日本文学,日本文化,英語,文献講読

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は、専門に関連する幅広い能力の獲得を促すものである(人間文化コースのカリキュラム・ポリシー)。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
前後半にわけて2種類の英語文献を講読する。受講者は割り振られた担当箇所について報告する。その後、教員による解説・ディスカッションを行う。前後半のそれぞれの終わりにレポートを課す。
・日程
1. イントロダクション

前半 担当:加藤 健司
2. 前半の説明とテキスト確認
3-8. テキストの精読と討議

後半 担当:生田慶穂
9. 後半の説明とテキスト確認
10-15. テキストの精読と討議

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
なるべく欠席しない。解説・ディスカッションについてノートを取り、レポートにそなえる。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
週1~2時間を目安とする。講読範囲を予習してくること(単語調べ、要約の作成など)。

【成績の評価】
・基準
英語文献にあらわれる専門用語や翻訳の背景を説明でき、日本文学・日本文化を相対的にとらえて的確に論じられるかを合格の基準とする。
・方法
報告(前半25点・後半25点)、レポート(前半25点・後半25点)の合計をもって評点とする。

【テキスト・参考書】
テキスト(前半)プリントを配布する。
参考書(前半):Edward Seidensticker: Tokyo Rising. New York: Knopf 1990

テキスト(後半)(購入推奨):
①Donald Keene. Japanese Literature: An Introduction for Western Readers. Tuttle. ¥1,210
②ドナルド・キーン『日本の文学』 中公文庫 ¥946

【その他】
・学生へのメッセージ
Seidensticker(1921-2007)とKeene(1922-2019)は同時代に活躍した日本文学研究者です。内容に興味をもった人は、英語に尻込みせず、ぜひ受講して下さい。
・オフィス・アワー
生田慶穂
火曜日 16:20-17:50 生田研究室(人文社会科学部1号館4階406号室)
その他の時間に来たい場合は事前に連絡して下さい。

加藤 健司
水曜日 10:30-13:00 加藤研究室(人文社会科学部1号館4階410号室)
その他の時間でもあらかじめ連絡いただければ対応します。

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