課題演習(映像学)
 Project Seminar (Visual Images)
 担当教員:大久保 清朗(OOKUBO Kiyoaki)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科人間文化コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
映画を自分で撮影し、出演もし、編集することを通して、映画を実践的かつ体験的に学ぶこと。

【授業の到達目標】
受講者とともに最終的に「映画」を制作することで、映像における技術的知識(撮影、編集)などについて基本的リテラシーを身につけることを通し、映像における体験的思考を身につける。

【授業概要(キーワード)】
映画 映像 PBL シナリオ 演出

【科目の位置付け】
映像における基本的リテラシーを身につけ、映像を「受動的に」自明なものとして鑑賞するのではなく、それを分析することができる。また映画文化による自発的・継続的な関心を育て、自らの関心に沿って、主体的に映画的教養を深めることができる力を身につける。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
今回のテーマは「小説の映画化」です。小説はどのように映画化できるのかを考えてみます。
・日程
1.ガイダンス+課題作品(小説)の朗読を聞く
2.スクリーニング
3.~15 演習

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
基本的に毎回出された課題(映像、音声)を授業の最後に、提出してもらう。また個人制作の短篇映画をスマートフォンなどで制作する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
毎回出席すること! また映画作品は「全員出演」です!
課題作品の提出、グループによる共同制作が必要となる。個人として、またグループでのチームワークが必要となる。

【成績の評価】
・基準
「科目の位置付け」にも記したような、意欲・創造性を感じられる作品、テーマの独創性などを評価する(担当教員だけでなく、授業参加者による評価も入れながら、評点をする)。
・方法
個人による課題制作とグループごとの課題制作の両方によって決める。

【テキスト・参考書】
開校時に指示、適宜プリントを配付。
参考書:
村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』新潮文庫、2002年(550円)
村上春樹『新装版 パン屋再襲撃』文春文庫、2002年(671円)
アンドレ・バザン『映画とは何か(上)』岩波文庫、2015年(1020円)
参考映画:
ティエリー・フレモー監督『リュミエール!』2016年

【その他】
・学生へのメッセージ
映画・映像の制作に関心のある人たちの積極的な参加を望みます。そのつど、授業に出席し、個人あるいはグループで制作をしていくので、出席することが大事です。
・オフィス・アワー
火曜日 7/8校時
それ以外の時間は要アポイントメント

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