【授業の目的】
既に学んだドイツ語の基礎的な文法や表現を定着させながら、筆記・口頭の運用力を向上させること。関心のあるテーマについてのドイツ語の資料を調べるために必要なスキル、ドイツ語話者との円滑な交流をおこなうために必要なスキルを身につけること。前期は会話の上達に焦点を当てる。
【授業の到達目標】
簡単なドイツ語で一定のテーマについて質問をし、また質問に答えることができるようになる。身近なテーマまたは自ら選ぶ専門的なテーマについての意見をドイツ語の文章で表せるようになる。ドイツ語で書かれた情報を自分で調べることができるようになる。
【授業概要(キーワード)】
ドイツ語、第二外国語、作文、会話
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25% B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解した上で履修すること。ドイツ語I・IIを既に履修した学生または同等のドイツ語能力を待つ学生を対象とする。
【授業計画】
・授業の方法
基本的にディスカッションと発表を交代で行う。必要に応じて教員が文法や表現の説明を加える。さらに、授業で取り上げたテーマに関する作文を宿題として課す。期末試験では授業で行ったディスカッション関連の問題と、宿題で練習した作文問題等を出題する。
・日程
第1週目 ガイダンスを行い、授業の進め方を学生の希望に配慮しながら決める。 第2週目~第14週目 話し合いによって決めたテーマについて、ディスカッションと発表(個人またはグループによる)を、それぞれ隔週で行う。 第15週目 期末試験(基本的な文法と表現、授業の内容についての読解問題、作文問題)を行う。
例えば、2,3回のレッスンブロックで、次のようなこと行う。 ・ロールプレイ・シナリオ(お店でのやり取りなど) ・討論 ・意見を言う(口頭と筆記の違い) ・指示出し ・学生からの希望したテーマ また、「リスニング」も大切にしており、定期的に練習する。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
学生主体授業(アクティブラーニング)であるため、学生の積極的な参加が求められる。必要な単語などあらかじめ伝えたいことを考えてくる。ディスカッションと発表の質疑応答で実際にドイツ語を使って自分の意見を表現し、意見交換することが重視される。ライティングからリスニング、スピーキングまで様々な演習に使えるオンラインツール(無償)も活用したい。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
何よりも、伝えたいことをドイツ語で話せるようになりましょう。そのために、興味のあるテーマに関してはよく調べてドイツ語で文章化したり、授業中に積極的に話し合いに参加するように心掛けてください。作文と発表の評価では上達度を重視しますので、指摘された点の改善も心掛けてください。
【成績の評価】
・基準
ドイツ語で意見を伝え、交換できるかどうか。 ドイツ語で簡単な口頭発表ができるかどうか。 ドイツ語で簡単な文章を書けるかどうか。 上記のスキルに上達が見られるかどうか。
・方法
平常点 20%(ディスカッションへの積極的な参加) 発表 スピーキング課題 40% 日記 40% (宿題) 合計 100%
【テキスト・参考書】
授業内でその都度指示する。教員が指示する資料以外にも、受講者各自でドイツ文化に関する書籍を渉猟してみてほしい。
【その他】
・学生へのメッセージ
ドイツ語を使う目的がはっきりしていれば、語学は一層楽しくなるはずです。ドイツ語圏への留学や旅行を検討するのもいいですし、ドイツ語で調べたいテーマや理解したい作品などがあれば積極的にチャレンジしてください。授業とドイツ語についてわからないこと、聞きたいことがあれば、オフィスアワーやメールでいつでも気軽に相談してください。
・オフィス・アワー
水曜日5・6校時です。お気軽にご利用ください。
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