時事ロシア語
 Current Russian Usage
 担当教員:相沢 直樹(AIZAWA Naoki)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
最近のロシアでのニュースなどロシア語で書かれた現代の記事を読み,生きたロシア語に触れるとともに,いまロシアで起こっていること,それについてロシア人のあいだにどのような考え方があるのかを理解することを目的とする。

【授業の到達目標】
1)現代ロシア語の用法に慣れるとともに,全般的なロシア語力がアップする。
2)いまのロシアでロシア人が考えていることが分かるようになる。
3)わが国とは別の社会・文化に属する地域の人びとの考え方に接することによって,グローバルな視点が身につく。

【授業概要(キーワード)】
ロシア語 現代 ロシア社会 ロシア文化

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
グローバル社会で活躍するために必要な語学力とコミュニケーション力を身につけ,他者や異文化への柔軟な理解力を養成し,国際地域社会に関する専門知を養うものである。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう
04.質の高い教育をみんなに
08.働きがいも経済成長も
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
16.平和と公正をすべての人に

【授業計画】
・授業の方法
現代ロシア語で書かれた時事ネタの記事を読み進めます。
受講者と相談しながらタイムリーなテクストを選びますが,事柄の性質上,同じ記事をずっと読み続けるのではなく,いろいろな記事を少しずつ読んでいくことになるものと予想しています。
また,予習してきてもらって読むテクストと別に,初見で読んでみる力試しも時々挟んでみようかなと考えています。
・日程
受講者の関心にあわせて,以下のようなテーマの中からホットな記事を選びます。
 市民生活・社会問題
 現代文化
 国際関係
 災害・事故
 その他

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
1 予習復習をきちんとして臨む。
2 積極的に授業に参加する。
3 分からないところは授業中に質問して,その場で解決するようにする。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
1 予習復習を習慣づける。
2 習った構文や単語はできるだけすぐに暗記する。
3 インターネットなどを利用して日頃からロシア語とロシア事情に触れる。
4 ロシア語圏から来た留学生と交流し,習ったロシア語を使ってみる。

【成績の評価】
・基準
以下を満たしていることを合格の基準とする。
1 初級以上のロシア語(文法力,読解力)を身につけている。
2 ロシア語を通して最新のロシア事情を理解することができる。
3 ロシア語をコミュニケーション手段のひとつにできる。
・方法
授業への取り組み(30%),ロシア語の読解力(30%),授業内容の理解(30%),思考力・表現力(10%)

【テキスト・参考書】
必要に応じて適宜プリント等を配布します。

【その他】
・学生へのメッセージ
いろいろな事情でちょっとロシア語から離れていたけれど,そろそろまたやってみようかな,という人も歓迎します。
・オフィス・アワー
授業時間外にみなさんの質問に答える「オフィス・アワー」は,相沢研究室(人文社会科学部3号館)において,原則として火曜日・水曜日の昼休み(12:15〜12:45)としますが,これに限らず在室している時は随時対応します。また,会議や出張等で不在にすることもあるため,確実に面談したい場合は事前に予約をお願いします。連絡先は、初回の授業でお知らせします。

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