現代中国論演習
 Seminar on Modern China
 担当教員:赤倉 泉(AKAKURA Izumi)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
1 中国について多角的な視野を身につけ、理解を深めることで、グローバル社会に必要な多文化間の相互理解に貢献できる能力を身に付けることを目的とする。
2 中国を知る上で重要な論点をテーマに設定し、プレゼンテーションの技術を向上させることを目的とする。

【授業の到達目標】
現代中国論演習を履修した学生は、
1 中国をはじめとするアジア地域の政治、社会、文化について包括的かつ正確な情報を得ることができる。
2 プレゼンテーションの能力を高め、実社会で役立てることができる。

【授業概要(キーワード)】
現代中国、東アジア、地域研究、異文化理解、中国文化

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
グローバル社会で活躍するために必要な知識と教養を身につけ、他者や異文化への柔軟な理解力を養成し、国際地域社会に関する高度な専門知を養うものである。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
「現代中国論」(前期)の授業内容を踏まえ、中国の監視システム(グループ発表)と中国の若者事情(個人発表)をテーマにしてプレゼンを行ってもらいます。
授業では、関連する文献を読み、PPTを作成し、プレゼンを行い、論点について議論する、という流れで進めます。学んだことを総括するために、学期末にレポートを提出してもらいます。
・日程
日程(履修者数、進捗状況によって変更あり。)

1:講義の進め方とガイダンス、発表順決め

2,3:中国の基礎知識(前期「現代中国論」の復習)
   プレゼンのポイント
   構成の立て方、資料収集、発表方法、PPT作成、質疑応答など
   テーマ決め

4-8:監視システムに関するグループ発表

9-14:若者事情に関する個人発表

15:ふりかえり

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
1 色々なテーマについて興味を持ち、視野を広める。
2 積極的に発言し、質疑応答に慣れる。
3 プレゼンテーションの技術を磨くよう努力する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
1 自分のテーマについてきちんと調べ、まとめる。
2 他人にわかりやすいプレゼンテーションを準備する。
3 身の回りの情報に敏感になる。

【成績の評価】
・基準
以下を満たしていることを合格の基準とする。
1 自分の選んだテーマについて十分に掘り下げ、理解を深めている。
2 誰もが理解しやすいプレゼンテーションを行うことができる。
3 他人の発表について適切に質疑応答し、議論を交わし、コミュニケーションできる。
・方法
1 プレゼンテーション2回 :60%
2 授業への参加態度    :10%
3 期末レポート      :30%

【テキスト・参考書】
テキスト:なし
参考書(授業時に必要に応じて紹介、配布します。購入する必要はありません。以下は一例:)
梶谷懐『幸福な監視国家』NHK出版新書。
趙瑋琳『チャイナテック:中国デジタル革命の衝撃』東洋経済新報社。

【その他】
・学生へのメッセージ
中国について理解を深め、プレゼンの練習をしましょう。
・オフィス・アワー
火・水曜日12:10〜12:50(人文社会科学部3号館7階 赤倉研究室)
事前に連絡をもらえればいつでも大丈夫です。

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