英米文学講読
 Reading in Anglo-American Literature
 担当教員:宇津 まり子(UTSU Mariko)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分:教職科目 
【授業の目的】
文学作品を原文で読むことで英語の読解力を養い、英語に特徴的な表現に親しむこと。

【授業の到達目標】
様々な背景を持つアメリカ作家の作品を読み、作品を通じてアメリカの歴史、社会、文化状況を理解することができるようになる。文学作品を原語で読む力を身につける。

【授業概要(キーワード)】
アメリカ文学・文化、原書講読

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
16.平和と公正をすべての人に

【授業計画】
・授業の方法
グローバル社会で活躍するために必要な知識と教養を身につけ、他者や異文化への柔軟無理解力を養成するため、文学を通じて異文化を学ぶ(グローバス・スタディーズコースのカリキュラム・ポリシー)
・日程
第1回:オリエンテーション
第2~3回:Kate Chopin, “The Story of an Hour”
第4~8回:Maxine Hong Kingston, “No Name Woman”
第9~12回:Flannery O’Connor, “Everything That Rises Must Converge”
第13~15回:Amy Bloom, “Silver Water”

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業の前に指定されたものを読み、担当になった箇所の発表ができるように準備することを求めます。辞書やインターネットを駆使して準備してください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
指定された範囲を予習し、授業の後には改めて単語や表現の復習をして記憶を定着させてください。登場人物たちの気持ちや行動など、文化的な文脈の中でも考えてみてください。

【成績の評価】
・基準
知識の修得、理解の度合い、汎用的技能(論理的思考力、文章力)、参加の度合いのそれぞれの項目について判定し、その合計点を判定する。
・方法
具体的には、1) 授業に向けた準備、2) 授業への積極的な参加、3) それに基づいた文学作品の解釈、4) 論理的・明確な表現力を基準とし、授業への参加・貢献の状況50%、レポート50%で評価する。

【テキスト・参考書】
授業で用いる資料は教員が配布する。
アメリカの文化や歴史全体についての参考書としては、アメリカ学会編『アメリカ文化事典』(丸善出版、2018年)を薦めるが、文献は授業内でも適宜紹介していく。

【その他】
・学生へのメッセージ
授業では、短編小説をいくつか読んでいきます。この機会に物語の楽しさ、面白さを発見してもらえたらと思っています。
・オフィス・アワー
月曜日9・10校時をオフィスアワーとします。メールで連絡をもらえれば、それ以外の時間でも調整します。

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