【授業の目的】
サッカー・フットサルを実践する技能を高めると同時に,サッカー・フットサルを媒体とし,他者とコミュニケーションを図ること,自分の身体や体力に目を向けることを目的とする.
【授業の到達目標】
(1)ゲームに必要なサッカー・フットサルの基本的な技能を習得する.【技能】 (2)正しくルールを理解しゲームを実践できるようになる.【知識・理解】 (3)チームで対戦したり,戦術を共有したりする中で,コミュニケーション能力を身につける.【態度・習慣】 (4)自分の身体に関心を持ち,運動能力や体力ついて分析できるようになる.【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
チームスポーツ,ボールゲーム, フットボール
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50% B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
基盤共通教育の共通科目の健康・スポーツ領域における実技科目である.自らがスポーツを実施したり,観戦したりするための素養を養うことで,生涯にわたってスポーツに主体的に親しむ力を身につけるものである.
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
グラウンドや体育館でサッカー・フットサル(ミニサッカーを含む)の実技を行う. ゲームを通して技能を養う. Webclassから,その日の体調,授業中の気づき,ゲームの結果などの授業記録を提出することを求める. サッカー・フットサルに適した服装,シューズ(屋内,屋外)を用意すること. 接触プレーを伴う競技であるため,メガネの着用は危険が伴う.できるだけ避けること.
・日程
第1回: ガイダンス 第2回: ルールの学習,ゲーム 第3回: 基本技術1(キック,トラップ),ゲーム 第4回: 基本技術2(ドリブル,ヘディング),ゲーム 第5回: シュートとパスの基本,ゲーム 第6回: 攻撃の基本1(1対1),ゲーム 第7回: 攻撃の基本2(複数対複数),ゲーム 第8回: 守備の基本1(1対1),ゲーム 第9回: 守備の基本2(複数対複数),ゲーム 第10回: オーガナイズ1,コートを工夫したゲーム 第11回: オーガナイズ2,ゴールを工夫したゲーム 第12回: オーガナイズ3,ルールを工夫したゲーム 第13回: 大会形式とゲームの実施1 第14回: 大会形式とゲームの実施2 第15回: まとめのゲームと総括 ※履修者数や履修者の技能レベル,天候によって一部内容を変えたり,順番を変えたりすることがある.
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
意欲的に身体を動かすとともに,積極的に他の受講者と交流する. 準備や片付け,審判なども進んで行う. 受講者全員が楽しむことができるよう,考えてプレーする.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
運動ができる状態であるか自身の体調を把握した上で,参加する. 授業記録の作成を通して,授業での取り組みを振り返り,自分のプレーや体力,スポーツを通した他者との関わりについて考える. 個々の課題解決に取り組むことで技能の上達を図るため,授業の前に目標を立てる. 他の受講者とコミュニケーションをとり,サッカーやフットサルの経験者にアドバイスを受けると良い. サッカー・フットサルに関心を持ち,動画や書籍などを参照して理論を学習すると発展的な学びが可能になる.
【成績の評価】
・基準
サッカー・フットサルの基礎的な力を身につけるために授業での活動に積極的・能動的に参画できていることを合格の基準とする.授業への参加意欲・関心・態度として評価する. 授業内での説明を正しく理解し,行動できることを合格の基準とする.授業内容の理解度として評価する. 自身やチームのプレーについて考え,それを授業記録で説明できることを合格の基準とする.授業記録の内容として評価する.
・方法
授業への参加意欲・関心・態度(50%)と授業内容の理解度(30%),授業記録の内容(20%)の合計得点をもって評点とする.
【テキスト・参考書】
事前のテキスト・参考書として個別に指定するものはありません.希望に応じて参考となる資料を紹介する.
【その他】
・学生へのメッセージ
スポーツを楽しむ秘訣は,真剣に取り組むことです.主体的に良い雰囲気を作り上げましょう.
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」は原則として水曜日の昼休み(12:10~12:50)に井上研究室(地域教育文化学部3号館6階)おいて設ける.これに限らず在室している時は随時対応する.
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