山形の彫刻を考える(山形から考える)
 Sculpture in Yamagata (Yamagata Studies)
 担当教員:土井 敬真(DOI Hiromasa)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
近代日本彫刻を代表する作家の一人、新海竹太郎は山形市出身の彫刻家です。竹太郎の甥である新海竹蔵を始め、桜井祐一、鈴木実、吾妻兼治郎、峯田敏郎など山形県は多くの著名な彫刻家を輩出しています。本授業は山形県出身の彫刻家を取り上げ、その作品の魅力について紹介するとともに、立体芸術である「彫刻」と「山形」との間にどのような関連があるのかについて考察するものです。

【授業の到達目標】
(1)山形県出身の彫刻家について、それぞれの作風の特徴とその魅力について説明することができる。【知識・理解】
(2)立体芸術である彫刻と山形との関連について考察することができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
山形、彫刻、立体芸術、風土、文化

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
授業は対面でおこないます。
『山形県出身の彫刻家の作品鑑賞』を中心とした講義と、グループワークを実施します。
・日程
第1回 ガイダンス 山形と彫刻
第2回 彫刻とはなにか?
第3回 日本における近代彫刻
第4回 日本における近代彫刻
第5回 山形県出身の彫刻家その1
第6回 山形県出身の彫刻家その2
第7回 山形県出身の彫刻家その3
第8回 山形県出身の彫刻家その4
第9回 山形県出身の彫刻家その5
第10回 グループワークその1
第11回 グループワークその2
第12回 グループワークその3
第13回 グループ発表その1
第14回 グループ発表その2
第15回 授業のまとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業の宿題として指定された問題は必ず提出するとともに、テキストや参考文献に目を通して、内容の適切な理解に努めてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
毎回の授業の最後にミニレポートの課題を出しますので、授業で学んだことを踏まえた回答をWebclassに提出してください。
授業で習った内容に関連することを自ら図書館やインターネットで自分なりに調べるだけでなく、美術館や野外彫刻などで彫刻作品の実物を鑑賞する機会を設けてください。

【成績の評価】
・基準
山形県出身の彫刻家について、それぞれの作風の特徴とその魅力について説明することができること、立体芸術である彫刻と山形との関連について考察することができることが合格の基準です。
・方法
ミニレポート40%、グループ発表30%、レポート30%

【テキスト・参考書】
この授業では、担当教員が作成するスライド、プリントなどを授業で資料として配布し、都度、参考書などを紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
身近なようでいてあまり知られていない彫刻の世界を、山形県出身の彫刻家を中心に紹介していく授業です。山形という地域と彫刻がどのような関係を持っているのか考えてみませんか。
※授業内で紹介する彫刻作品には裸体像や体のパーツが一部欠損したトルソ作品なども含まれます。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」については初回の授業で説明します。
なお会議や出張等で不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は事前に予約をお願いします。

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