【授業の目的】
この授業では、生きていくために必要な水分と栄養の正しい摂取法を学習する。さらに、その摂取法の医学的根拠を理解し、今後の人生における生活習慣病や要介護状態の予防に結び付けることを目的とする。
【授業の到達目標】
(1)水分を摂取するための生体内の水分(体液)の移動を理解できる。【知識・理解】 (2)バランスの取れた栄養を具体的に理解できる。【知識・理解】 (3)学んだ知識を日常生活に活用し、生活習慣病等を予防できる。【態度・習慣】 (4)学んだ知識を他の者と共有し、健康寿命延滞に結び付けられる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
水分、栄養、生活習慣病、要介護
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
この授業は、適切な水分・栄養素・食事の摂取法を医学的に学ぶことで、100歳寿命を生きるための生活や健康寿命の延滞するための能力を身につけるものである。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
主に講義形式であるが、授業後半にグループワークをする。webclassに掲載する資料を熟読して、内容の理解に努めてください。
・日程
1回目.オリエンテェーション(オンデマンド) 2回目.日本の高齢化の現状を知ることで、若者世代の適切な食の取り方が分かる 3・4回目.朝食の必要性・バランスの取れた食事・コンビニ・外食の選び方 5回目.1日の必要エネルギー量等の計算法 6回目.自分の1日の必要エネルギー量等の計算の演習 7~10回目.体における水と食塩の関係①~④ 11回目.テスト(水と食塩の関係①~④の資料を見ながら記述) 12回目.糖尿病にならないための要点 13回目.グループワーク(健康寿命延滞のための栄養とは) 14回目.各班で発表(10分/班、6班) 15回目.各班で発表(10分/班、6班)
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
webclassに資料や日程等の連絡をのせますので、頻繁に見て下さい。主に講義です。テストは、資料持ち込み可とします。グループワークは、5名/班となり、10班構成で話し合い、その結果をどんな形でも良いので各班発表をします。授業の疑問や病気等の相談は、メール等を利用してください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
この授業では、授業外における以下の予習・復習等の自主的な学習に取り組んでください。 予習:1時間 1.テレビやインターネット等で配信されている「食」の内容で、疑問に思ったことをまとめてください。 復習:1時間 2.学習した内容をインターネット等や関連書籍を調べて自分で探し関連付けることが重要です。
【成績の評価】
・基準
授業の達成目的の、水分と栄養の適切な摂取法を理解でき、その知識を日常生活に活用し、生活習慣病等を予防できる、および健康寿命延滞に結び付けることができる、ことを合格の基準とします。
・方法
平常点(30点)、発表(20点)、テスト(50点)の計100点で評価します。60点以上を合格とします。
【テキスト・参考書】
テキスト:
【その他】
・学生へのメッセージ
適切な水と栄養の摂取法を、医学的根拠に基づいて理解を深めましょう。そして、日常生活に生かして、生活習慣病の予防や健康寿命延滞に繋げる 機会として下さい。 授業中の水分補給は可としますが、水・お茶・経口補水液に限定します。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」をwebclassでのメールで受け付けます。なお、直接相談がしたい場合は、三原研究室(地域教 育文化学部;1号館3階;322)において、平日(月~金曜日)の12:00~13:00 の間に設けますが、会議や出張等で不在にすることもあるため、事前に予約をお願いします。連絡先は初回の授業でお知らせします。
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