【授業の目的】
コンピューターの普及により,楽譜も楽譜作成ソフトにより浄書することが一般的になりつつある。本授業では,綺麗で読みやすい楽譜を作成するために、無料楽譜作成ソフト「MuseScore 4」の基本操作を身につけることを目的とする。
【授業の到達目標】
1)正しい楽譜の書き方を身につける。【知識・理解】 2)「MuseScore 4」で楽譜を作成できる。【技能】
【授業概要(キーワード)】
楽譜作成ソフト,楽譜の書き方
【科目の位置付け】
この授業は「MuseScore 4」の基本操作を習得し、音楽を学ぶ上で必要な楽譜の書き方を身につけるものである。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
1)毎回windowsを使って説明します(macでの説明はしません)。 2)実際の楽譜を例にして授業を進めます。
・日程
第1回 ガイダンス 第2回 Muse Score 4.0の起動・新規ファイルの作成 第3回 音符の入力 第4回 アーティキュレーション・ダイナミクスの入力 第5回 歌詞の入力 第6回 入力練習 第7回 ページレイアウト 第8回 ピアノ譜のレイヤー 第9回 課題楽譜の作成 第10回 編曲・作曲(または課題楽譜の作成)1 第11回 編曲・作曲(または課題楽譜の作成)2 第12回 編曲・作曲(または課題楽譜の作成)3 第13回 編曲・作曲(または課題楽譜の作成)4 第14回 編曲・作曲(または課題楽譜の作成)5 第15回 楽譜の完成・提出(編曲・作曲に取り組んだ場合は作品発表)
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
講義で説明することは必要に応じてノートにメモするなどして手順を確実に覚える。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
各回の授業において取り組んだことは次週以降にも繋がることですので,毎回復習をし入力方法の定着に努めてください。
【成績の評価】
・基準
1)「Muse Score 4.0」の基本的な操作ができることを合格の基準とします。 2)正しい楽譜の書き方について理解していることを合格の基準とします。
・方法
平常点40点+提出物60点 (全授業の2/3以上出席しない者は失格とする。)
【テキスト・参考書】
【参考書】 石桁真礼生ほか『新装版 楽典 理論と実習』(音楽之友社),1998年 菊池有恒『新版 楽典 音楽家を志す人のための』(音楽之友社),1987年
【その他】
・学生へのメッセージ
1)各自のノートパソコンで「Muse Score 4.0」をダウンロードしてきてください。こちらでパソコンやソフトは用意しません。 2)楽譜が読めなくてもできることはありますが、基本的には楽譜を読めることを前提とした授業です。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」は名倉研究室(地域教育文化学部1号館2階 253)において、原則、木曜日の昼休み(12:10〜13:00)としますが、これに限らず空き時間には随時対応します。確実に面談したい場合は授業後に相談してください。
|