世界考古学入門(人間・共生を考える)
 Introduction to Archaeology in The World(Diversity and Inclusion)
 担当教員:白石 哲也(SHIROISHI Tetsuya)
 担当教員の所属:学士課程基盤教育院
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
本授業の目的は,自ら課題を見出し,それを問題解決に導くという,「大学での学び」の基礎を,考古学を通して獲得することにある。

【授業の到達目標】
1)世界の先史・古代の歴史に関する基本的な知識を身に着け、説明することができる。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
考古学、遺物、遺跡、先史、古代

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:26~50%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この授業では、過去の人々の営みについて複眼的な視野に立ち考察することで、論理的に思考し、解決に導く態度を身に着けます。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
●授業では、講義とグループワークを行います。
●最終講義では、ポスターセッションを行います。
・日程
第1回 ガイダンス(授業内容と進め方について)
第2回 グループワークの方法と実践
第3回 考古学概論Part1
第4回 考古学概論Part2
第5回 考古学概論Part3
第6回 人類のはじまり
第7回 麦とテル・アブフレイラ
第8回 青い海とエーゲ
第9回 古代ギリシアとローマ
第10回 米と河姆渡・良渚文化
第11回 マヤの人々
第12回 テーマに基づいた調査・研究(1) 
第13回 テーマに基づいた調査・研究(2)
第14回 テーマに基づいた調査・研究(3)
第15回 ポスターセッション

●グループワークによるポスターセッションを目指します。
●講義では、考古学の概要を学び、世界の先史・古代の文化や文明についての事例紹介を行います。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
●基本的には、事前学習は必要ありませんが、世界史の知識があると授業を受ける際に知識が修得しやすいと思います。
●グループワークが中心になります。時間外においても、グループメンバーと積極的に議論をしていきましょう。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
●原則として、毎回小テストを課します。授業終了後に資料を読み直し、テストに臨んでください。

【成績の評価】
・基準
1)考古学に関する基本的な概念や用語を正しく理解している。
2)根拠に基づき、自身の考えを説明できている。

上記の2点に基づいて、評価を行います。
・方法
小テスト:50%
成果報告(ポスターセッション):30%
授業態度(グループワークへの参加状況など):20%

【テキスト・参考書】
Webclassに資料を掲載します。

【その他】
・学生へのメッセージ
世界の考古学について、旅をするつもりで学んでいきましょう。
・オフィス・アワー
水曜日12時~13時は、研究室(学生センター2階)で対応可能です(事前にご連絡ください)。もしくは、Webclassのメッセージおよびメールは、いつでも対応しています。

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