【授業の目的】
様々な形態の教授学習過程について考察することを通して,教授学習に関する基礎的発想を育成する.
【授業の到達目標】
教授学習に関して重要となる事象に関して,基礎的な考え方を持つことができる(知識・理解). 教授学習に関して,大切な考え方について,基礎的な考えを述べることができる(知識・理解).
【授業概要(キーワード)】
教授学習 学習心理学 発達心理学
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:76~100% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:76~100% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
基礎科目 教室の教授学習場面を考察することを通して,幅広い教育的知見を持つことを目的とする. .
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
講義と演習を行う. 基本的に課題に基づいて議論を行い,新たな課題を遂行する.このサイクルを毎授業繰り返す予定である。
・日程
1.オリエンテーション・ガイダンス(この授業の実施方法,およびルールについての説明を行います) 2.小学校の授業について1(教授者が主体となる授業について) 3.小学校の授業について2(学習者が主体となる授業について) 4.小学校の授業について3(学習者のグループ活動について) 5.小学校の授業について4(発問について) 6.小学校の授業について5(教材について) 7.中学校の授業について1(教授者が主体となる授業について) 8.中学校の授業について2(学習者が主体となる授業について) 9.中学校の授業について3(学習者のグループ活動について) 10.中学校の授業について4(発問について) 11.中学校の授業について5(教材について) 12.その他の学校の授業について1(少人数の学習について) 13.その他の学校の授業について2(課題に特徴のある学習について) 14.その他の学校の授業について3(教材観について) 15.まとめ 展開の順序は変更することがあります.
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
毎回課題があります。課題は基本的にウエッブクラスに提出することになります。 課題のもととなる「授業」は、授業中にしか見ることはできないものがほとんどです 。そのため欠席しないように、こころがけてください. 課題について考えることを通して、自分の考えをまとめることが 重要なので、十分に学習時間を確保してください。 またこのテーマについて関心があるという前提で講義は行われるので,このことを了解した人が受講してください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
毎回課題が出題されるため,予習復習が必要となります.勉強時間を確保してください(毎回最低3時間程度は必要だと思います。). 毎回A42枚程度のレポート、評価作成課題を課します.
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標に従って,教授学習に関して重要となる事象に関して,基礎的な考え方を持つことができるか評価します.また教授学習に関して,大切な考え方について,基礎的な考えを述べることができるか評価します.
・方法
毎回課題があるので、授業に出席すること、および課題を提出することが必須です。 毎回の課題 50点 毎回の課題において,重要な事項について,自分で説明できるかどうかを確認するものです. 最終レポート 50点 授業全体を通して,重要事項について,自分の考えを展開できるかどうかを確認するものです.
【テキスト・参考書】
参考書などは、授業中紹介します。
【その他】
・学生へのメッセージ
授業を観察することやその結果について討論することが毎回求められるので,高度な日本語の能力が必要となります.
・オフィス・アワー
授業時間以外に学生の質問に答えるオフィスアワーを水曜日(12:10~13:00)に地域教育学部1号館4階407の研究室で実施します.なお会議や出張などで不在になることもありますので,確実に面談したい場合は事前に予約をお願いします.
|