【授業の目的】
生涯スポーツの礎となる卓球の基本的な技能を習得し、ゲームを通じて、人と交流する能力を身に付ける。ゲームにおいては基本的なルールを把握し、楽しんでゲームを行う。 基本的な技能の習熟の過程では、自己の身体感覚の観察を通し、自己の身体への関心と理解を深めることを目的とする。
【授業の到達目標】
1)卓球の基本的な技能を理解し、実践できる。【知識・理解】 2)シングルス、ダブルスのルールを理解し、ゲームの審判とスコアを行うことが出来る。【技能】 3)卓球を通じ、スポーツ技能の習得に興味を持ち、自らの技能を高めるための方法に気付く。【態度・習慣】 4)生涯スポーツを実践するための基礎的な力を身につける。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
卓球 ラリー ゲーム 生涯スポーツ 運動不足解消 エンジョイスポーツ
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
この授業は卓球の基本技能の習得のために、繰り返しの技能練習を行い、自らの身体感覚を通じた運動の「知」を習得するものである。その過程において、問題発見や問題解決に対する姿勢、さらに主体的に学習に取り組む姿勢を評価する。 またゲームを通じて、自己の技能の向上を実感し、ゲームを行う相手や仲間の存在について敬意を持って認識し、良好なコミュニケーション能力を構築する態度を養うものである。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
1) 毎回、基本技能である対角のラリーを行うことで基本的な技能の習熟を進めたい。 2)基本技能を習得する練習を行いながら、ゲームを行っていく。ゲームを行いながら、シングルスやダブルスのルールを覚える。 3)ペアやグループを作って課題を持って練習を進めます。
・日程
第1回目9月30日(月) ガイダンス(オンライン・webclass)の予定 第2回目10月7日(月) 基本技能の習得1(グリップとフォアハンドのラリー) 第3回目10月21日(月) 基本技能の習得2(サービスとバックハンドのラリー) 第4回目10月28日(月) 基本技能の習得3(フットワークとコンビネーション) 第5回目11月11日(月) シングルスゲーム総当たり戦 ① 第6回目11月18日(月) シングルスゲーム総当たり戦 ② 第7回目11月25日(月) シングルスゲーム総当たり戦 ③ 第8回目12月2日(月) シングルスゲーム総当たり戦 ④ 第9回目12月9日(月) シングルスゲーム総当たり戦 ⑤ 第10回目12月16日(月) シングルスゲーム総当たり戦 ⑥ 第11回目12月23日(月) ダブルスゲームのルールの理解と実施 第12回目1月20日(月) ダブルスゲーム総当たり戦 ① 第13回目1月27日(月) ダブルスゲーム総当たり戦 ② 第14回目2月3日(月) ダブルスゲーム総当たり戦 ③ 第15回目2月10日(月) 振り返りと復習
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
基本的な練習と技能にあわせたゲームを中心に授業を進めていきます。 スポーツをするのにふさわしい服装と内履き用の運動靴を準備してください。 授業の準備、後片付けを皆で協力して行いましょう。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
体調を整えて怪我をしないように。 仲間内で自主練習を行うことで技能習得はさらに進みます。 技能の習熟には個人差があります。出来るようになるまで、繰り返し基本を行うことが大事です。 本授業科目では,以下の課題等を課します。単位制度の実質化のため,授業外における以下の予習・復習等の自主的な学修に取り組んでください。 1)準備学修に必要な学修時間の目安は以下のとおりです。 【 2 】時間/週 (注)大学院設置基準で,1単位の授業科目は45時間の学修を 必要とする内容をもって構成することが標準と定められています。 2)卓球の技能習得に関係する基礎トレーニングを自宅学習として行うことで効果はさらに高くなります。興味ある学生は授業内で基礎トレーニングについて質問してください。
【成績の評価】
・基準
授業に2/3以上出席し、卓球の基礎技能を身に付けるための授業での活動に積極的・能動的に参画できていることが合格の基準です。
・方法
平常点80点、ゲームなどの記録内容、受講態度・個人記録、準備、運営への協力など20点
【テキスト・参考書】
参考書 公益財団法人 日本卓球協会編 卓球コーチング教本 (大修館書店) 注:購入を求めるものではありません。
【その他】
・学生へのメッセージ
欠席、遅刻は極力しないこと。特にダブルスはペアを固定して行いますので欠席があるとペアやその日対戦を組んでいる相手にも迷惑をかけます。 履修が決まったら、途中で勝手に履修放棄しない。 体育館で実施しますので屋内用の運動靴を準備すること。 ラケットはペン型、シェーク型共に充分数を授業で準備しますが、自分の道具を使う場合は自己責任で管理すること。 冬期になると待っている間、寒かったり、汗が冷えたりするので上着や着替えやタオルを準備しましょう。 体育館を出る際は教員に一言伝えること。 経験の有無や体力レベルに差があることを踏まえて、進めていきます。疑問や問題が生じた時は遠慮なく申し出てください。
・オフィス・アワー
授業に関する学生からの質問は,各回の授業終了後または開始前に受け付けます。 質問は Webclass のメッセージを通じて受け付けます。業務の都合上すぐに返答できない場合もあるので余裕を持って送信してください。
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